Veeva systems(ティッカー:$VEEV)の2024年度第4四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $1.38 (YoY +20%) | $1.30 | 〇 |
売上高 | $630.6M (YoY +11.9%) | $621M | 〇 |
ガイダンス 2025Q1EPS | $1.425 ($1.42~$1.43) | $1.27 | 〇 |
ガイダンス 2025Q1売上高 | $641.5M ($640M~$643M) | $646M | × |
ガイダンス 2025通年EPS | $6.16 | $5.57 | 〇 |
ガイダンス 2025通年売上高 | $2.7325B ($2.725B~$2.740B) | $2.75B | × |
カンファレンスコール
要約を記載します。
ポジティブな側面
- 四半期および年間の強力な実行: Veevaは、業界全体での強みを背景に、四半期収益が6億3100万ドル、非GAAP営業利益が2億3900万ドルを達成しました。年間では、総収益が24億ドル、非GAAP営業利益が8億4300万ドルとなり、ガイダンスを上回る結果となりました。
- Veeva Compass Suiteの提供: Veevaは、業界にレガシーデータのより良い代替品を提供し、臨床プラットフォームを確立し、新しい商用クラウドの進展を遂げました。これは、重要なマイルストーンの年となりました。
ネガティブな側面
- Vault CRMへの移行に関する投資: VeevaはVault CRM関連サービスへの投資を増やす決定をしました。これは、顧客が求めていたわけではなく、Veeva CRMに満足していましたが、時間をかけてより良い統合ソリューションを提供するためのものです。
- R&Dの減速: 商業ビジネスは加速する見込みである一方で、R&Dは減速すると見られています。これは、新しいエンタープライズEDC勝利があるにもかかわらず、今後12ヶ月間の収益に反映される活動レベルが実際には良好であることを示唆しています。
まとめ
Veeva Systemsは、2024年度第四半期および全年度にわたって堅調な業績を達成しました。特に、Veeva Compass Suiteの提供や新しい商用クラウドへの進展など、重要な成果を挙げました。一方で、Vault CRMへの移行やR&Dの減速など、いくつかの挑戦もあります。しかし、Veevaは業界における革新的なソリューションの提供者としての地位を固め、将来に向けて成長を続ける強固な基盤を築いています。
コメント