メイクマイトリップ(ティッカー:$MMYT)の2026年第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.37 | $0.42 | × |
| 売上高 | $229.34M (YoY +12.6%) | $262.25M | × |
📊 業績ハイライト
🧾 主な業績サマリー
| 指標 | FY26 Q2 | FY25 Q2 | 前年比成長率(一定為替) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 調整後営業利益 | $44.2M | $37.5M | +18% | 四半期ベースで堅調 |
| 純損益 | -$5.7M | +$17.9M | – | IFRS上の非現金利息費用と為替差損が影響 |
| 利息費用 | $28.3M | – | – | 2030年償還の転換社債に関連(非現金) |
| 為替差損 | $14.3M | – | – | INR安が影響 |
| 現金および現金同等物 | $835M | +$31M QoQ | – | 財務的に健全 |
✈️ 航空券事業
| 指標 | FY26 Q2 | FY25 Q2 | 前年比成長率(一定為替) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 調整後マージン | $102.8M | – | +10.6% | 業界平均を上回る成長 |
| 国際線取扱比率 | 43% | 37% | +6pt | 最高水準 |
| 国際線取扱成長率(数量) | – | – | +16%(業界平均6%) | 業界の約2.5倍の成長 |
| 国内航空市場シェア | 約30% | 維持 | – | 安定的なシェア維持 |
| 国内航空旅客数成長率 | -3% | – | マイナス成長 | 供給制約が影響 |
🏨 宿泊・パッケージ事業
| 指標 | FY26 Q2 | FY25 Q2 | 前年比成長率(一定為替) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 調整後マージン | $105.8M | – | +21.6% | 季節的に弱いQ2でも堅調 |
| 単体ホテル成長率 | – | – | +23.1% | Q1比でも加速 |
| 国際ホテル・パッケージ比率 | 23.4% | 21.4% | +2pt | 構成比上昇 |
| 法人ホテル売上成長率 | – | – | +38% | 強い需要 |
| 全体宿泊施設在庫 | 95,000件超 | – | – | 2,000都市以上をカバー |
🚌 バス事業
| 指標 | FY26 Q2 | FY25 Q2 | 前年比成長率(一定為替) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 調整後マージン | $37.7M | – | +44.1% | 強い需要・在庫追加が貢献 |
| 州運営バス追加 | +5,700便 | – | – | グジャラート州・オディシャ州 |
| 地域別成長率 | 北部・グジャラート・ラジャスタンで40%以上 | – | – | 広範な地域で成長 |
🚉 鉄道事業
- Zomatoと提携し「車内食」機能を130駅で提供開始。
- 非取引ユーザー含め利用可能。
- 注文の多くが到着2時間前に行われ、幅広い料理の需要確認。
🌐 国際事業
- 国際事業の売上比率:28%(前年比+3pt)
- 国際航空券売上成長率:+29.6%(一定為替)
- 国際ホテル売上成長率:+42%
- ベトナム・フォーコック島への直行便を12月から開始予定。
🧠 AI戦略(Myra・GenAI)
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| Myra(AI旅行アシスタント) | 2025年8月β版ローンチ、英語・ヒンディー語対応、音声/テキスト両方可能。 |
| 日間会話数 | 25,000件超 |
| ユーザー行動 | 35%以上が旅行90日前から利用、1/4が複数カテゴリで再訪 |
| 地方都市の音声利用率 | メトロ圏の1.5倍 |
| 会話の品質 | 70%以上が「良好な会話」と分類 |
| GenAI活用領域 | 音声カスタマーサポート、事前問い合わせ、パーソナライズ推薦、動画活用、コンバージョン改善、業務効率化 |
❓ 質疑応答ハイライト
✈️ Q. 航空供給状況と需要見通し(BofA:Sachin)
Q: 国内航空の供給制約は緩和しているか?12月需要はどうか?
A(Rajesh):
- 国内は1日3,200便超まで回復見通し(前年Q3と同水準)。
- 国際便は出発数+30便/日増、特にタイ・UAEが好調。
- 需要は堅調回復傾向、供給制約は短期的と認識。
Q: GST減税や所得税優遇策による影響は?
A: 旅行需要回復に寄与する可能性大。特に**ホテル宿泊税の引き下げ(INR7,500以下)**は影響大きい。
💸 Q. マーケティング費用増加の要因(BofA:Sachin)
Q: マーケティング費率が5.2%に上昇したのは競争ではなく需要減が要因?
A(Mohit):
- 成長戦略に沿った計画的投資。
- セグメントマージンの改善に連動しており、競争激化ではない。
- 高成長セグメント(バス、宿泊等)での拡販費用と位置づけ。
🛍️ Q. 将来的な成長率見通しとセグメントのバランス(Goldman:Manish)
Q: 国内航空の停滞を他セグメントで補完しているが、将来的に成長率は加速するか?
A(Rajesh):
- FY26通期で20%以上の成長を維持見込み。
- 国内航空の回復で、成長率はさらにミッド20%台へシフト可能性あり。
🏨 Q. 宿泊事業における1件あたり単価とマージンのトレンド(Macquarie:Aditya)
Q: 宿泊予約数は大幅増だが、単価やテイクレートは下がっていないか?
A(Mohit):
- **調整後マージンは23.1%増(前年同期比)**と堅調。
- 為替影響が大きく、実質的な収益性は改善。
- 高需要期(インド独立記念日連休)におけるピーク達成。
🧠 Q. AI戦略の効果測定と将来的なKPI(Morgan Stanley:Gaurav)
Q: MyraやAI施策によって実際に新規顧客獲得やリピート率が改善しているか?
A(Rajesh):
- Myraは現在β版:25,000件/日会話数、リピート率・事前利用率良好。
- 地方の音声利用が高く、音声ファースト戦略が成功。
- 今後はKPIとして新規獲得数・リピート率・LTV等で評価していく。

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