決算:RMBS 2025Q3

決算

ランバス(ティッカー:$RMBS)の2025年度第3四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for RMBS

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.44$0.51×
売上高$178.51M
(YoY +22.7%)
$175.67M
ガイダンス
2025Q4売上高
$188M
($179M~$197M)
$181.85M

業績ハイライト

売上・利益概要

項目金額前期比前年比
総売上高$178.5M+9.5%(推定)+約20%(推定)
製品売上高$93.3M+15%+41%
ロイヤルティ収入$65.1M微減安定
契約・その他収入(主にシリコンIP)$20.1M
Non-GAAP純利益$68.2M
営業費用(COGS含む)$99.3M
フリーキャッシュフロー$80M強い
営業キャッシュフロー$88.4M
  • 製品売上高が過去最高を更新、主にDDR5 RCD(レジスタードクロックドライバ)の強い需要と新製品群の立ち上がりが要因。
  • 現金・現金同等物および市場性証券の合計は$673.3M に増加、健全な財務体質を維持。

製品別・事業別業績

✅ チップ事業(製品売上)

項目数値・内容
製品売上$93.3M(過去最高)
成長率QoQ:+15% / YoY:+41%
主因DDR5 RCDのリーダーシップ、新製品(PMIC、クロックドライバ等)の寄与
6四半期連続の成長
  • RCD市場でのシェアは40%超、さらなる拡大を目指す(長期目標は40〜50%)
  • PMICやSPD Hub、クロックドライバなどの新製品も順調に貢献を開始
    • Q2時点:低シングルディジット(%)
    • Q3時点:中シングルディジット
    • Q4見込み:中〜高シングルディジット

✅ シリコンIP事業

項目内容
売上の構成契約収入 + ロイヤルティ + ライセンスビリングに分散
注力領域HBM4、GDDR7、PCIe 7、セキュリティIP(全体の約50%)
成長見通し2桁成長継続の見込み(Double-digit)
用途AIアクセラレータ、ネットワークIC、次世代SoC向けなど

ガイダンス(2025年 第4四半期)

項目見通し
総売上高$184M ~ $190M
ロイヤルティ収入$59M ~ $65M
ライセンスビリング$60M ~ $66M
営業費用(COGS含む)$99M ~ $103M
非GAAP税前利益$81M ~ $91M
非GAAP税金(20%税率想定)$17.4M ~ $19.4M
非GAAP EPS(1株利益)$0.64 ~ $0.71
希薄化後株式数109.5M

質疑応答ハイライト

✅ MRDIMM市場における見通しと戦略

Q(Baird): MRDIMMで現在のDDR5と同等のシェアを取れるか?TAMの完全実現は2028年か?

A(CEO Luc Seraphin):

  • 長期的にはDDR5同様の市場シェア獲得が可能。
  • 本格的な量産は2026年末〜2027年2028年が完全な立ち上がりの目処
  • MRDIMMは高度なシステムであり、複数チップの連携・相互運用性が極めて重要
  • Rambusはフルチップセット提供により高い競争優位性。

✅ PCIe 7・セキュリティIP・SoC対応

Q(Baird): PCIe 7やLPDDRのモジュール化(SOCAM)に対する展望は?

A:

  • SOCAM(LPDDRをモジュール化)は信号整合性の課題が大きいが、JEDEC標準化は好材料。
  • Rambusは既にLPDDR・DDR両対応のJEDEC準拠チップセットを提供
  • セキュリティIP含むSIPポートフォリオは成長ドライバ、特にPCIe 7、HBM4の需要急増

✅ PMIC(電源管理IC)の進捗

Q(Wells Fargo): PMICの売上貢献や成長見通しは?

A:

  • 高性能PMIC(特にAMD/Intelの次世代向け)で競争優位性あり
  • チップ売上構成比として、Q2:低シングル→Q3:中シングル→Q4:中〜高シングルディジットに成長中。
  • フルチップセット戦略で長期的にPMICも大きな成長エンジンに

✅ サプライチェーンと在庫状況

Q(Loop Capital): TSMCなどの供給制約影響や顧客在庫状況は?

A:

  • 自社在庫はQ2から$6M増加、Q4および2026年初頭の需要に対応可能。
  • 顧客在庫には目立った積み増しは確認されていない
  • Rambusの製造は最先端ノードではなく、供給安定性が高い

✅ RCD市場シェアと展望

Q(Loop Capital): DDR5 RCD市場でのシェア拡大余地は?

A:

  • 現在の市場シェアは40%以上、2024年通年では更なる拡大が見込まれる
  • DDR5サイクルは7年続く想定で、今後もシェア獲得余地あり
  • 複雑化する設計で完全なチップセット提供の強みが効いている

✅ CXL市場への取り組み

Q(Arete Research): CXL3.1の展望とライセンス/製品戦略は?

A:

  • CXLコントローラIPは提供中、IP側での参入は継続。
  • 製品チップは顧客ごとのカスタム性が高く経済合理性が乏しいと判断。
  • 現時点ではMRDIMMの方がより普遍的・効率的なメモリ拡張手段と見ており、そちらに集中。

✅ 将来のチャンネル数とRCD売上への影響

Q(Wells Fargo): CPUあたりのメモリチャンネル数(12→16)の移行によるRCD売上の影響は?

A:

  • 12チャンネルから16チャンネルへの拡張は追い風
  • チャンネル数増は物理制約があるが、1チャネルあたりのDIMM数増加やMRDIMMによる密度向上で対応可能。
  • 2026年の次世代プラットフォームでのMRDIMM立ち上がりが鍵

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