ウォルトディズニー(ティッカー:$DIS)の2024年度第4四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $1.14 | $1.11 | 〇 |
売上高 | $22.57B (YoY +6.3%) | $22.49B | 〇 |
業績ハイライト
財務実績
- Disney+ のコア+Hulu の有料会員数が1億7,400万人を達成
- Disney+ のコア会員数は1億2,000万人以上
- 広告売上は前年比3%増加
ストリーミング事業
- Disney+ の新規会員の約60%が広告付きプランを選択
- 米国の全会員の37%、グローバルで30%が広告付きプランを利用
- 12月4日からDisney+にESPNタイルを追加予定
コンテンツ展開
- Inside Out 2とDeadpool & Wolverineが年間興行収入トップ2を記録
- 今後の注目作品としてMoana 2、Mufasa: The Lion King等を控える
- 2025年にはCaptain America、Lilo and Stitch、The Fantastic Four等を公開予定
質疑応答ハイライト
ESPN flagship製品について
- 2025年秋にローンチ予定
- AIを活用したパーソナライズドスポーツセンター機能を実装
- ベッティング機能を完全統合
- 広告主にとって魅力的なライブコンテンツを提供
広告事業の見通し
- リニアTVの広告が好調
- GoogleやYouTubeと連携し、差別化された視聴者層を提供
- 独自の広告技術スタックを活用
- 2025年は2024年の3%成長と同等かそれ以上を見込む
コンテンツ投資戦略
- グローバルでの活用を念頭に置いた投資を実施
- EMEA、APACでの選択的な投資を検討
- 技術基盤の改善を優先し、その後コンテンツ投資を拡大
- 映画の成功がストリーミングプラットフォームの視聴数増加に貢献
エクスペリエンス事業の展開
- Disney Treasureで客船が6隻体制に、さらに7隻を開発中
- 価格戦略と集客数の両面でバランスの取れた成長を目指す
- Epic Universeのオープンによる影響を考慮済み
- 2025年の予約状況は好調
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