決算:DAL 2024Q2

決算

デルタ航空(ティッカー:$DAL)の2024年度第2四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for DAL

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$2.36$2.37×
売上高$15.41B
(YoY +5.4%)
$15.45B×
ガイダンス
2024Q3EPS
$1.85
($1.70~$2.00)
$2.04×
ガイダンス
2024Q3売上高
$14.985B
($14.84B~$15.13B)
$15.36B×
ガイダンス
通年EPS
$6.50
($6.00~$7.00)
$6.58×

業績ハイライト

第2四半期の財務実績

  • 過去2番目に高い四半期利益を記録
  • 税引前利益20億ドル、1株当たり利益2.36ドル
  • 過去最高の四半期売上高、前年比5.4%増
  • 営業利益率15%
  • フリーキャッシュフロー13億ドル

通期見通し

  • 1株当たり利益6-7ドル
  • フリーキャッシュフロー30-40億ドル
  • レバレッジ比率2.5倍

事業ハイライト

  • プレミアム収益は前年比10%増
  • ロイヤルティ収益は前年比8%増
  • アメリカン・エキスプレスからの報酬は前年比9%増の19億ドル
  • 業界をリードする運航パフォーマンスを継続

質疑応答ハイライト

国内市場の9月見通し

  • 9月の国内市場はユニットレベニューがプラスに転じる見込み
  • 9月の予約状況は7月・8月と比べて大幅に改善
  • ビジネス需要の回復と業界の供給削減が寄与

業界の構造変化について

  • 業界全体の利益率改善が必要不可欠
  • 供給過剰に対する業界の反応が早い
  • 差別化と顧客価値の提供が重要
  • コスト増を賄うため、よりプレミアムな商品提供が必要

航空機の供給問題への対応

  • エアバスの納入遅延は数週間から数ヶ月程度
  • 2025年の必要機数確保に問題なし
  • 部品供給の改善と新機材導入で古い機体の退役を再開予定

プレミアムエコノミー(Delta Premium Select)の状況

  • 搭載率80%以上、エコノミーの2倍以上の運賃
  • 80%以上が当初予約時に購入
  • 収益性はDelta One、国内ファーストクラスに次ぐ3番目

日本路線の状況

  • 円安を背景に米国発のレジャー需要が好調
  • ビジネス需要も引き続き強い
  • 日本が新たな人気デスティネーションに

WiFiサービスの展開状況

  • 大西洋路線は今夏末までにほぼ完了予定
  • 国内線はあと12-18ヶ月で完了見込み
  • 搭乗者ベースで50%以上をカバー済み

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