決算:TOST 2025Q3

決算

トースト(ティッカー:$TOST)の2025年度第3四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for TOST

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.16$0.13
売上高$1.63B
(YoY +24.4%)
$1.59B

📊 業績ハイライト

🔹 売上および成長率

指標2025年Q3実績前年比成長率
ARR(年間経常収益)$2.0B超(初の達成)+30%
サブスクリプション収益非開示(ARR +28%に基づく)+29%
フィンテック収益(GPV関連)$52B(総取扱高)+24%
フィンテック+サブスクリプション粗利益(Recurring Gross Profit)非開示+34%
調整後EBITDA$176Mマージン35%、前年同期比+5pt
GAAP営業利益$84M前年:$34M
  • 合計取扱高(GPV):$52B、前年同期比+24%
  • GPV/ロケーション:前年同期比でわずかに上昇
  • フィンテックTake Rate:61bps(+4bps YoY)
  • 総Take Rate(サブスクリプション+フィンテック):98bps(+7bps YoY)

🔹 マージンと利益

指標Q3 2025前年同期
サブスクリプション粗利益率79%77%
調整後EBITDAマージン35%30%
営業利益(GAAP)$84M$34M
フリーキャッシュフロー$153M(四半期)
$564M(12ヶ月累計)
非開示

🔹 顧客・ロケーション数

指標Q3 2025前年同期
総ロケーション数156,000+23% YoY
四半期ネットロケーション増加約7,500前年同期比で増加

🔹 事業別トピックと経営陣コメント

✅ ポジティブ要素

  • ARRが2年で$1Bから$2Bへ倍増
  • フィンテックおよびSaaS両方が$1B超に到達
  • コア事業(US SMB向け)は40% EBITDAマージンで安定運用
  • 新規市場(国際、リテール、エンタープライズ)も年内に$100M ARR到達見込み
  • Toast IQ(AIアシスタント)導入開始から1ヶ月で25,000店舗以上が利用

❗ ネガティブまたは留意点

  • Q4ガイダンスは保守的(Recurring Gross Profit成長率:+22〜25%)
  • 一部収益の増加要因(Toast Capital等)はQ4での反動が予想される
  • ハードウェア&プロフェッショナルサービス部門はマイナス粗利(Recurring GP比-10%)

🔮 業績見通し(ガイダンス)

Q4 2025

  • Recurring Gross Profit成長率:+22〜25%
  • 調整後EBITDA:$140〜150M

通期 2025(上方修正後)

  • Recurring Gross Profit成長率:+32%(中央値)
  • 調整後EBITDA:$615M

長期(2026年)

  • 売上成長率:20%以上維持予定
  • EBITDAマージン:フラット〜微増(=投資継続)

🎤 質疑応答ハイライト


🧮 Q: GPV(取扱高)単価の改善要因は?

Josh Baer(Morgan Stanley)

Aman Narang(CEO)

  • Q3は予想以上に好調。10月はやや通常化したが、依然として堅調。
  • Toastのプラットフォーム自体が収益向上に寄与。
  • 「例えばハンドヘルドデバイスやAI活用による販促最適化で、店舗の売上拡大に貢献している。」

🧾 Q: 競合環境とシェア倍増の見通しは?

William Nance(Goldman Sachs)

Aman Narang

  • 競合他社とのWin率は前年より上昇。
  • 既存SaaS/フィンテック収益の構造が優れており、価格・サービスともに優位。
  • 目標:「コアのSMB市場におけるロケーションおよびGPVシェアの倍増」。
  • 時期:「年ごとに着実に進行。2025〜2026年もネットロケーション増は継続予定」

📱 Q: 消費者向け(アプリ、ネットワーク効果)戦略は?

Timothy Chiodo(UBS)

Aman Narang

  • アプリの利用増加。100K超の店舗が参加しており「注文→支払い→ピックアップ」の体験が好評。
  • オフピーク時のダイナミックオファー生成、ロイヤリティ統合などのUX改善を推進。
  • 将来の方向性:「店に入って、何もせずに出ていける」ような frictionless experience を目指す。

📉 Q: マクロ環境と消費の動向は?

Dan Dolev(Mizuho)

Aman Narang

  • Q3の消費トレンドは強かった。
  • 10月にはやや正常化。ただし、レストラン業界は景気循環に対して比較的レジリエント(2001年、2008年のリセッションでもデータが示す)。

🤖 Q: Toast IQの早期利用状況と将来的な収益化は?

Stephen Sheldon(William Blair)

Aman Narang

  • 25,000店舗以上が1ヶ月で235,000回利用。
  • 現在は課金していないが、今後「利用量に応じたモネタイズ」も検討。
  • 使用例:バックエンド操作、プロモ分析、GPT的UIによるクエリ対応など。

💰 Q: Take Rate(徴収手数料率)の持続性は?

Rayna Kumar(Oppenheimer)

Elena Gomez(CFO)

  • フィンテックTake RateはYoYで+4bps、全体で+7bps。
  • 持続可能性あり。要因:①コスト最適化、②価格調整、③新プロダクト(例:サーチャージ)による寄与。

💸 Q: Recurring Gross Profit(継続粗利益)のQ3好調要因は?

Jason Kupferberg(Wells Fargo)

Elena Gomez

  • 要因①:夏季のGPVが予想以上に強かった
  • 要因②:Toast Capitalの収益も上振れ
  • Q4では、Toast Capitalの寄与がやや減少見込み(→ガイダンスは保守的)

⚠️ Q: ウェブサイト価格表示ミスと価格戦略について

Samad Samana(Jefferies)

Elena Gomez

  • ウェブ価格表示は「人為的ミス」。テストではなかった。即修正済み。
  • 価格は市場に応じて小規模かつ戦略的に調整。
  • 新規顧客は常に「市場価格」で契約されており、後からの適正化も検討。

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