決算:SNOW 2025Q2

決算

スノーフレーク(ティッカー:$SNOW)の2025年度第2四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for SNOW

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.18$0.16
売上高$869M
(YoY +28.9%)
$852M
ガイダンス
2025Q3売上高
$854M
($853M~$855M)
$848M
ガイダンス
通年売上高
$3.356B$3.325B

業績ハイライト

財務実績

  • 第2四半期の製品収益は8億2900万ドルで、前年同期比30%増
  • 残存履行義務(RPO)は前年同期比48%増の52億ドル
  • 非GAAPの製品粗利益率は76%
  • 非GAAPの営業利益率は5%
  • 非GAAPの調整後フリーキャッシュフロー・マージンは8%

事業ハイライト

  • 金融サービスとテクノロジー業界が成長を牽引
  • 最適化環境は安定化の兆しが見られる
  • 2件の9桁の取引を締結
  • 新製品の導入が加速、上半期だけで昨年1年分に匹敵する製品をリリース
  • Cortex AIやIceberg等の新機能の採用が拡大

通期見通し

  • 2025年度の製品収益見通しを引き上げ、約33億5600万ドル(前年比26%増)を予想
  • 非GAAPの製品粗利益率75%、非GAAPの営業利益率26%、非GAAPの調整後フリーキャッシュフロー・マージン26%を維持

質疑応答ハイライト

サイバーセキュリティ問題の影響

  • クラウドストライクの問題による消費への影響は最小限
  • セキュリティ関連のヘッドラインによる販売サイクルや需要への顕著な影響は見られず
  • 既存顧客や新規顧客との会話では、セキュリティ機能を積極的に取り上げ、ベストプラクティスを推奨
  • 多要素認証やネットワークポリシーなど、長年提供している機能の重要性を強調

新製品の採用状況

  • Icebergは約400の顧客が利用開始、新しいワークロードでの試用が進む
  • Cortex AIの採用は強力で、テキスト分析やセンチメント分析などの使用事例が増加
  • Cortex AnalystとCortex Searchの一般提供を第3四半期に予定
  • NotebooksはGAを数週間後に予定、データサイエンティストの利用を促進

売上構成の変化

  • ストレージ収益は全体の約11%を維持
  • 新製品の収益貢献は2025年度の見通しには含まれていないが、2026年度には影響が出ると予想
  • Snowparkは2025年度に全体の約3%(1億ドル)の貢献を見込む

競争環境

  • コアの分析機能、データ機能、データ共有においてSnowflakeが最高のプラットフォームと認識されている
  • AIにおいても、信頼性と使いやすさを強みに世界クラスの製品を提供
  • 使いやすさ、スマートなデフォルト設定、容易な導入が競争上の強みとなっている

今後の成長戦略

  • プロフェッショナルサービスチームとパートナーエコシステムを活用した複雑な移行プロジェクトの支援
  • データエンジニアリング、AI、機械学習など新しい領域への投資を継続
  • 既存顧客の消費拡大と新規顧客獲得に注力
  • オープンフォーマットに基づくアーキテクチャの採用を促進

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