モンゴDB(ティッカー:$MDB)の2026年度第3四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $1.32 | $0.79 | 〇 |
| 売上高 | $628.31M (YoY +18.7%) | $593.44M | 〇 |
| ガイダンス 2026Q4EPS | $1.46 ($1.44~$1.48) | $0.93 | 〇 |
| ガイダンス 2026Q4売上高 | $667.5M ($665M~$670M) | $624.78M | 〇 |
| ガイダンス 通年EPS | $4.78 ($4.76~$4.80) | $3.75 | 〇 |
| ガイダンス 通年売上高 | $2.437B ($2.434B~$2.439B) | $2.36B | 〇 |
✅ 業績ハイライト
📊 売上・利益・成長率
| 指標 | 数値 | 前年同期比 | 前四半期比 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | $628.3百万 | +19% | ガイダンス上限超え | Atlasの成長が主因 |
| Atlas売上比率 | 75% | +7pt(前年比68%) | +1pt(前四半期74%) | 売上構成の中心 |
| Atlas成長率(YoY) | +30% | +4pt(前Q:+26%) | +1pt(前Q:+29%) | 大規模顧客による消費拡大 |
| Non-Atlas ARR成長率 | +8% | – | – | マルチイヤー契約の増加が寄与 |
| 総顧客数 | 62,500+ | +19% | +2,600 QoQ | 自己サービスモデルが牽引 |
| $100K以上ARRの顧客数 | 2,694 | +16% | – | エンタープライズ拡大を反映 |
| 営業利益(Non-GAAP) | $123.1百万 | +26% | 営業利益率20% | 費用抑制と売上上振れの恩恵 |
| 純利益(Non-GAAP) | $115百万 | $1.32/株 | 前年 $1.16/株 | EPS上振れ |
| 営業キャッシュフロー | $144百万 | +289% | – | 回収改善による |
| フリーキャッシュフロー | $140百万 | +300% | – | 今後の継続性にも自信あり |
🔮 ガイダンス(業績見通し)
📆 第4四半期(FY26 Q4)
| 指標 | ガイダンスレンジ | 成長率 (YoY) |
|---|---|---|
| 売上高 | $665M – $670M | +21% – +22% |
| 営業利益(Non-GAAP) | $139M – $143M | 営業利益率21% |
| EPS(Non-GAAP) | $1.44 – $1.48 | |
| Atlas売上成長ガイダンス | 約+27% | (上方修正) |
| Non-Atlas成長見通し | +Upper single digits(8-9%) |
📅 通期(FY26)
| 指標 | ガイダンスレンジ | 成長率 (YoY) |
|---|---|---|
| 売上高 | $2.434B – $2.439B | +21% – +22% |
| 営業利益(Non-GAAP) | $436.4M – $440.4M | 営業利益率18% |
| EPS(Non-GAAP) | $4.76 – $4.80 | |
| FCF変換率 | >100% |
💬 経営陣コメント抜粋
CEO CJ Desai 氏
- 「MongoDBは、AI時代の”世代を代表するデータプラットフォーム”になれる構成要素をすべて持っている」
- 「AIによる追い風はまだ本格的に業績へ反映されていないが、既に多くの企業がAIワークロードにMongoDBを選択」
- 「大手グローバル保険会社が、MongoDB Atlasで基幹システムを近代化。全国展開に貢献」
CFO Mike Berry 氏
- 「Atlas成長は消費量の安定成長+EMEAでの強さが主因」
- 「大規模マルチイヤー契約の締結により、Non-Atlas収益もガイダンスを上回る伸び」
- 「今後も営業・エンジニアリング・マーケティングへ戦略的投資を継続しながら、営業利益拡大を図る」
💬 質疑応答ハイライト
🎯 AI時代へのMongoDBのポジショニング(Sanjit Singh氏 – Morgan Stanley)
Q: MongoDBがAI時代のプラットフォームになるための初期施策は?
A(CJ):
- EmbeddingモデルやVector Searchなど、「すぐに始められる要素」がある。
- 既にPostgresではスケールできないAI企業がMongoDBに移行。
- 「企業向けAIエージェントの本格展開はこれから」だがMongoDBの基盤はすでに整っている。
🏗️ コアビジネスの強さの要因(Karl Keirstead氏 – UBS)
Q: コア成長の背景にAIがあるのか?
A(CJ):
- モダナイゼーション需要が大きく、非構造・半構造データにMongoDBが最適。
- 「AIチームとデータチームは分離されがち」で、柔軟なスキーマが必要。
- AI導入がコアモダナイゼーションを間接的に加速している可能性は高い。
📈 Atlas成長ガイダンス明示の理由(Karl Keirstead氏)
Q: なぜ今、Atlasの成長率を具体的にガイドするのか?
A(Mike):
- ビジネスが$2B規模に成長し予測精度が向上。
- 透明性を高めるため、明確な数値を提示。
- ただし、Q4はホリデーシーズンによる消費変動があるため慎重な見通し。
🌍 AIネイティブ企業への浸透(Aleksandr Zukin氏 – Wolfe)
Q: Voyage AIとのシナジーは?どうやって入り込んでいるのか?
A(CJ):
- Embeddings単体での導入事例あり。そこからVector DBやAtlasへ拡大。
- 「PostgresではスケールできずMongoDBに全面移行したAI企業」が存在。
- 大企業にもEmbeddingモデル導入が始まり、2つの大規模ワークロードで本番採用。
👩💻 開発者層の再獲得(Raimo Lenschow氏 – Barclays)
Q: ポスグレ支持の強い西海岸で開発者の支持を再び得るには?
A(Dev, CJ):
- 「Reclaim the Bay」イニシアチブを実行中。ベイエリアに投資再開。
- .localイベントを1月15日に再開(数年ぶり)、AIスタートアップ中心にMongoDB活用を促進。
- CEO自らも西海岸に時間を割いて開発者コミュニティに接触中。
🔁 新規Atlas顧客の立ち上がりスピード(Brad Reback氏 – Stifel)
Q: 新規Atlas顧客の消費立ち上がりは速くなっているか?
A(CJ):
- バージョン8.0以降の機能改善が、オンボーディングを大幅に簡素化。
A(Dev): - 自己サービス経路での摩擦が減り、初期スケーリングが容易に。

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