決算:MDB 2026Q2

決算

モンゴDB(ティッカー:$MDB)の2026年度第2四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for MDB

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$1.00$0.66
売上高$591.4M
(YoY +23.7%)
$553.57M
ガイダンス
2026Q3EPS
$0.775
($0.76~$0.79)
$0.70
ガイダンス
2026Q3売上高
$589.5M
($587M~$592M)
$582.43M
ガイダンス
通年EPS
$3.695
($3.64~$3.73)
$3.10
ガイダンス
通年売上高
$2.35B
($2.34B~$2.36B)
$2.29B

業績ハイライト

売上・成長率

項目数値前年同期比備考
売上高(Q2 FY26)$591百万+24%ガイダンス上限を上回る
Atlas売上全体の74%+29%Q1の+26%から加速
非Atlas ARR成長率+7%マルチイヤー契約の好調により上振れ

ポジティブ要素:

  • Atlas成長が加速し、構成比が72%→74%に上昇
  • 大型顧客による消費拡大と新機能(Search, Vector Search等)の採用促進
  • Voyage AI買収による顧客基盤拡大(+300社)

営業利益・利益率・キャッシュフロー

項目数値前年同期比備考
Non-GAAP営業利益$87百万+47%(前年:$59百万)オペレーティングマージン15%(前年:11%)
営業キャッシュフロー$72百万前年:-$1百万大幅改善
フリーキャッシュフロー$70百万前年:-$4百万同上
GAAPベース純利益$87百万EPS: $1前年:$0.70(EPS)

ポジティブ要素:

  • 粗利益率は前年同期比1pt減の74%だが、Atlas構成比上昇に伴う構造変化
  • 効率性向上による利益率改善
  • $200百万の自社株買いを実施(約93万株)

顧客関連

指標数値前年同期比備考
総顧客数59,900社+18%(+9,200社)過去6ヶ月で+5,000社(うち300社はVoyage AI)
Atlas顧客数58,300社+18%EA顧客のAtlas移行含む
$100K以上のARR顧客数2,564社+17%大型顧客の増加続く
ネットARR拡張率約119%安定水準を維持

ネガティブ要素:

  • 直販顧客数は前年比横ばい、前四半期比▲200社
  • ミッドマーケットからエンタープライズへの人員シフトが影響

ガイダンス(FY26通期)

指標新ガイダンス旧ガイダンス増減
売上高$2.34B〜$2.36B$2.27B〜$2.29B+$70M
Non-GAAP営業利益$321M〜$331M$277M〜$287M+$44M
EPS(Non-GAAP)$3.64〜$3.73約$3.20前後と推定増加
Non-GAAP営業利益率最大14%最大12.5%+1.5pt

ポジティブ要素:

  • AtlasのH2成長率見通しは「mid-20s%」と明言
  • Non-Atlasの減収率見通しは「high-single digit decline」→「mid-single digit」に改善
  • マルチイヤー契約によるヘッドウィンドは$50M→$40Mへ縮小

ガイダンス(Q3 FY26)

指標ガイダンス
売上高$587M〜$592M
Non-GAAP営業利益$66M〜$70M
EPS(Non-GAAP)$0.76〜$0.79
非Atlas売上前年比▲20%程度(高マージン領域の減少が影響)

質疑応答ハイライト

Atlasの成長要因について(Morgan Stanley)

Q(Sanjit Singh): AtlasのSequential Addが過去最高水準。成長の要因は?
A(Dev Ittycheria):

  • 大型企業向けワークロードの成長が加速
  • SearchやVector Search機能の活用拡大
  • セルフサービス経由での顧客数も増加

Go-To-Market最適化の効果(Morgan Stanley)

Q: 営業組織の状態は?改善した?
A(Dev):

  • エンタープライズ向けに人員を再配置しROIが高まった
  • SMB向けはセルフサーブを強化し、引き続き新規顧客を獲得中

AI領域でのAtlas採用(Citi, RBC, Wolfe Research など)

Q: AIユースケースの貢献度は?
A(Dev):

  • 企業向けAI活用は「まだ初期段階」
  • AIネイティブ企業(DevRev、EVメーカーなど)ではAtlas+Vector Searchを採用
  • ただしQ2業績に与えた影響はまだ軽微

Q: なぜAIスタートアップはPostgresを初期に選ぶのか?
A(Dev):

  • 単に「慣れた技術」を使っているだけ
  • スケールが必要になるとPostgresでは限界があり、MongoDBへ移行するケースが増加中

Q: マルチエージェントAI時代におけるMongoDBの役割は?
A(Dev):

  • JSONベースの柔軟なデータモデル
  • Vector Searchやメモリ(Agent Memory)機能
  • モデルとの連携で信頼性の高い推論実現を支援

非Atlasビジネス(EA契約)の展望

Q(Stifel, Oppenheimer): EA契約のARR成長が7%。将来的な拡大余地は?
A(Dev):

  • クラウド vs オンプレのバランス志向が強まり、MongoDBの柔軟性が評価されている
  • 今後の伸びしろはあるが、Atlasが中核成長ドライバーであることに変わりなし

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