ロク(ティッカー:$ROKU)の2024年度第4四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | -$0.24 | -$0.41 | 〇 |
売上高 | $1.2B (YoY +21.9%) | $1.15B | 〇 |
ガイダンス 2025Q1売上高 | $1.005B | $1.01B | × |
ガイダンス 通年売上高 | $4.61B | $4.62B | × |
業績ハイライト
I’ll create a structured summary of the earnings call, separating it into business highlights and Q&A highlights.
業績ハイライト
全体業績
- Q4は素晴らしい四半期で、プラットフォーム収益は25%成長
- 政治広告を除くと19%の成長
- 2025年Q1はプラットフォーム収益で16%の成長を見込む
- 2025年通年では12%の成長、政治広告を除くと15%の成長を予想
プラットフォーム・マージン
- 2025年のプラットフォーム粗利益率は52.5%(中央値)を見込む
- 2024年の53.5%から100ベーシスポイント低下
- この低下は2024年の606会計調整によるもので、2025年は606調整を見込んでいない
- 606調整を除くとプラットフォーム・マージンは横ばい
キャッシュフロー
- 2024年のフリーキャッシュフローは2億ドル超
- 2025年は調整後EBITDAガイダンスの3.5億ドルを上回る見込み
- 運転資本の改善とCapexの抑制により、フリーキャッシュフローは調整後EBITDAを上回る成長を見込む
ストリーミング世帯数
- グローバルで9,000万世帯を突破
- 2024年第4四半期だけで400万世帯以上を追加
- 2024年に自社ブランドTV販売100万台を達成
- 米国のブロードバンド世帯の半数以上に到達
- 100万世帯達成に向けて順調に進捗
質疑応答ハイライト
広告事業について
- 第4四半期は政治広告を含め、優れた広告四半期
- 政治広告は収益の6%を占める
- ホームスクリーンの活用、第三者DSPとの連携拡大、サブスクリプション強化が成長を牽引
- 広告インベントリの82%増加により、需要に応える体制を整備
サブスクリプション事業について
- プレミアムサブスクリプションとD2Cサブスクリプションの両方に注力
- MAXなど新規パートナーの追加
- 運営体制を見直し、より多くのリソースを配分
- パートナーの成功がRokuの成功につながる収益モデルを構築
デバイス事業について
- 休暇シーズンの市場期待値に対し実需が下回る
- 過剰在庫により価格が下落、第4四半期の収益と粗利益に影響
- 第1四半期も在庫影響が継続する見込み
- 2025年通年では2024年と同水準の粗利益を見込む
国際展開について
- カナダ、メキシコで#1のストリーミングプラットフォーム
- メキシコではブロードバンド普及率40%超を達成
- ブラジル、コロンビア、チリ、ペルーで新規Roku TVパートナーを獲得
- 英国でもRoku TVパートナーと小売流通を拡大
- カナダ以外の市場は、まず規模拡大に注力し、その後収益化を目指す
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