マイクロソフト(ティッカー:$MSFT)の2026年度第2四半期決算についてまとめます
- 決算概要
- 業績ハイライト
- 質疑応答ハイライト
- 1) CapEx増とAzure成長、ROI懸念(Keith Weiss / Morgan Stanley)
- 2) 6年償却のAI CapExと、RPO平均2.5年のギャップ(Mark Moerdler / Bernstein)
- 3) RPOの45%がOpenAI:耐久性懸念(Brent Thill / Jefferies)
- 4) 容量追加(1GW)と今後の増設ペース(Karl Keirstead / UBS)
- 5) Maia 200の意義と粗利への影響(Mark Murphy / JPMorgan)
- 6) 「Frontier transformations」企業の勢いと支出拡大(Brad Zelnick / Deutsche Bank)
- 7) CPU側の改善と、AIがクラウド移行を加速するか(Raimo Lenschow / Barclays)
- 総括
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $4.14 | $3.92 | 〇 |
| 売上高 | $81.3B (YoY +16.8%) | $80.28B | 〇 |
| ガイダンス 2026Q3売上高 | $81.20B ($80.65B~$81.75B) | $81.25B | × |
業績ハイライト
1) 連結業績(FY2026 Q2)
| 指標 | 実績 | YoY | 補足 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $81.3B | +17%(CC +15%) | 会社全体で予想超過(経営陣) |
| 売上総利益($) | ー | +16%(CC +14%) | |
| 売上総利益率 | 68% | 前年差 -(小幅低下) | AIインフラ投資・AI製品利用増が主因(⚠️)/Azure・M365商用クラウドの効率化が一部相殺(✅) |
| 営業利益 | ー | +21%(CC +19%) | |
| 営業利益率 | 47% | 上昇 | 予想上振れ(✅) |
| EPS | $4.14 | +24% | OpenAI投資影響を調整後:CC +21% |
| 営業費用 | ー | +5%(CC +4%) | R&D(計算資源・AI人材)増、ゲーム事業の減損(⚠️) |
ポジティブ(✅)
- 売上・営業利益・EPSがそろって高成長(売上+17%、営業利益+21%、EPS+24%)。
- 営業利益率47%へ改善(オペレーティングレバレッジ+効率化)。
- クラウドが明確に牽引(後述、Microsoft Cloud $51.5B / +26%)。
ネガティブ(⚠️)
- 粗利率はAI投資とAI利用増で低下方向(会社全体68%、クラウドGMも低下)。
- ゲーム事業で減損計上→OpEx増・利益押し下げ要因。
2) Microsoft Cloud(クラウド)と商用指標
| 指標 | 実績 | YoY | 補足 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Cloud 売上 | $51.5B | +26%(CC +24%) | 初の$50B超(✅) |
| Microsoft Cloud 粗利率 | 67% | 低下 | AI投資が主因(⚠️) |
| 商用Bookigns | ー | +230%(CC +228%) | OpenAIの大型Azureコミット、Anthropicのコミットが主因(⚠️:歪み) |
| 商用RPO | $625B | +110% | 平均期間約2.5年、うち次12か月認識分は+39% |
| RPOのOpenAI比率 | 約45% | ー | 残り55%(約$350B)が幅広い顧客・製品で+28%成長(✅) |
重要な経営陣コメント(需給・投資の考え方)
- 需要が供給を上回る状態が継続(⚠️)。CapEx(特にGPU/CPU短命資産)を「Azureだけでなく」
①M365 Copilot / GitHub Copilot等のファーストパーティ需要、②R&D(計算資源)、③残余をAzureへ、の順で配分している。 - **Q1/Q2にオンラインになったGPUを全てAzureに回していれば“KPIは40超”**になっていた、との説明(=Azure成長の“潜在”は供給制約で抑えられている主張)。
3) キャッシュフロー・資本政策・CapEx
| 指標 | 実績 | YoY/所感 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 設備投資(CapEx) | $37.5B | 高水準(⚠️) | 約2/3が短命資産(GPU/CPU) |
| 総ファイナンスリース | $6.7B | ー | 主に大型DCサイト |
| PP&E支払(現金) | $29.9B | ー | |
| 営業CF | $35.8B | +60%(✅) | Cloud請求・回収が強い |
| フリーCF | $5.9B | 連続で低下(⚠️) | リース比率低下で現金CapExが増えた影響 |
| 株主還元 | $12.7B | +32%(✅) | 配当+自社株買い |
ポジティブ(✅)
- 営業CFが+60%と強烈(請求・回収が想定以上に強い)。
- 株主還元も増加。
ネガティブ(⚠️)
- CapExが極めて大きく、FCFは$5.9Bに圧縮。投資負担が利益成長と同時に“資金面の圧力”として表面化。
- 需要超過=成長機会がある一方、供給制約と投資の先行が続く。
4) セグメント別ハイライト(FY2026 Q2)
(A) Productivity and Business Processes
| 指標 | 実績 | YoY(CC) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 売上 | $34.1B | +16%(CC +14%) | |
| M365 商用クラウド | ー | +17%(CC +14%) | Copilot寄与増(✅) |
| M365 商用Seats | 450M超 | +6% | SMB/フロントライン中心 |
| M365 商用製品 | ー | +13%(CC +10%) | Office 2024のトランザクション購買が想定超(✅/ただし一過性懸念⚠️) |
| M365 コンシューマークラウド | ー | +29%(CC +27%) | ARPU成長主因 |
| ー | +11%(CC +10%) | Marketing Solutions牽引 | |
| Dynamics 365 | ー | +19%(CC +17%) | 全Workloadで成長 |
- セグメント営業利益率:60%(前年差上昇、効率化+オペレバ)
(B) Intelligent Cloud
| 指標 | 実績 | YoY(CC) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 売上 | $32.9B | +29%(CC +28%) | |
| Azure & Other Cloud Services | ー | +39%(CC +38%) | 供給制約下でも想定上振れ(✅) |
| オンプレサーバー | ー | +2%(CC +1%) | SQL Server 2025立上げ+メモリ値上げ前の前倒し需要(⚠️:需要の前借り) |
| 営業利益率 | 42% | 小幅低下 | AI投資の影響(⚠️)をオペレバで相殺しきれず |
(C) More Personal Computing
| 指標 | 実績 | YoY(CC) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 売上 | $14.3B | -3% | |
| Windows OEM & Devices | ー | +1%(CC横ばい) | Windows 10 EOS効果+在庫高止まり、メモリ値上げ前の前倒し(⚠️) |
| Search & News広告(TAC控除後) | ー | +10%(CC +9%) | 実行面の課題で想定未達(⚠️) |
| Gaming | ー | -9%(CC -10%) | コンテンツ不振+減損(⚠️) |
5) 事業トピック(AI中心:経営陣コメントに基づく“具体数値”)
インフラ(Cloud/Token Factory)
- OpenAI推論(Copilotを支える)でスループット50%向上(✅)。
- Fairwater:Atlanta/WisconsinをAI WANで接続し「AI super factory」構築。当四半期だけで総容量を約1ギガワット追加(✅)。
- Maia 200:FP4で10+ petaFLOPS、社内最新世代比でTCOを30%超改善(✅)。
- Cobalt 200:初代カスタムCPU比で性能+50%超(✅)。
- 主権対応:当四半期に7か国でDC投資を発表。
プラットフォーム(Agents / Foundry / Fabric)
- Foundry:
- 「四半期あたり$1M超を支出する顧客」が約+80%(✅)。
- 250社超が今年1兆トークン超処理見込み(✅)。
- Fabric:
- ARRが$2B超、顧客数31,000超、売上**+60%**(✅、2年で急拡大)。
- Copilot Studio / Agent Builder:Fortune 500の80%超がアクティブなエージェントを構築(✅)。
- Agent 365:クラウド横断でガバナンス/ID/セキュリティ/管理をエージェントへ拡張(“カテゴリ創出”の主張)。
アプリ(High-value agentic experiences)
- Copilot(消費者向け):アプリDAUが約3倍(✅)。Copilot checkoutでPayPal/Shopify/Stripeと連携。
- Microsoft 365 Copilot:
- 会話数/ユーザーが前年比2倍(✅)。
- DAUが前年比10倍(✅)。
- 有料シート数15M、当四半期のシート純増は**+160%**(✅)。
- 35,000席超の顧客数が3倍、Publicisは95,000席購入(✅)。
- GitHub Copilot:
- 有料サブスク 4.7M(**+75%**YoY)。
- Copilot Pro PlusはQoQ +77%(✅)。
- Security:
- セキュリティ顧客 1.6M、うち4ワークロード以上が100万超。
- Purviewが監査したCopilotインタラクション 240億(9倍YoY)(✅)。
- Healthcare(Dragon Copilot):
- 医療提供者100,000超、当四半期で患者対応21M件を記録(3倍YoY)(✅)。
- Windows 11:10億ユーザー、**+45%**YoY(✅)。
6) ガイダンス
会社全体
| 指標 | ガイダンス |
|---|---|
| 売上 | $80.65B〜$81.75B(成長 +15%〜+17%) |
| COGS | $26.65B〜$26.85B(+22%〜+23%) |
| OpEx | $17.8B〜$17.9B(+10%〜+11%) |
| 営業利益率 | 前年より小幅低下見込み(⚠️) |
| Other income/expense(OpenAI除く) | 約+$0.7B |
| 税率(調整後) | 約19% |
| FX影響 | 売上成長を**+3pt**押上げ見込み |
セグメント別
- P&BP 売上:$34.25B〜$34.55B(+14%〜+15%)
- M365商用クラウド:CC +13%〜+14%
- M365商用製品:低単位のマイナス(Office 2024の一過性を織り込み)
- M365消費者クラウド:中〜高20%成長
- LinkedIn:低2桁成長
- Dynamics:高10%台
- Intelligent Cloud 売上:$34.1B〜$34.4B(+27%〜+29%)
- Azure:CC +37%〜+38%(前年はQ3/Q4で加速していた高い比較(⚠️))
- オンプレサーバー:低単位マイナス(SQL Server 2025効果の剥落、メモリ価格で変動余地)
- More Personal Computing 売上:$12.3B〜$12.8B
- Windows OEM/Devices:低10%台減(Windows 10 EOS効果の正常化+在庫調整、OEMは約-10%想定)
- Search & News広告:高1桁成長
- Xbox(コンテンツ&サービス):中単位マイナス(前年の強コンテンツ反動、Game Passが一部相殺)
質疑応答ハイライト
1) CapEx増とAzure成長、ROI懸念(Keith Weiss / Morgan Stanley)
Q: CapExが想定より増え、Azure成長が想定より弱い。投資ROIをどう見ればよいか。供給増が将来のAzure成長にどう効くか?
A(Amy):
- 市場は「CapEx → Azure売上」を直結で見がちだが、短命CapEx(特にGPU/CPU)は配分先が複数。
- 優先配分は ①M365 CopilotやGitHub Copilot等のファーストパーティ利用増、②R&D(計算資源)、③残りをAzure。
- **もしQ1/Q2にオンラインになったGPUを全てAzureに回していたら“KPIは40超”**だった。
A(Satya): - 収益性はAzureだけでなく、M365 Copilot / GitHub Copilot / Dragon / Securityなどの**GMとLTVの合算(ポートフォリオ最適)**で見るべき。
- ComputeはR&Dでもある。長期で最適化。
✅「成長機会は供給制約で抑制されている」主張
⚠️「Azureの見え方(成長率)と投資が一致しない」市場の不信を、配分論で説明
2) 6年償却のAI CapExと、RPO平均2.5年のギャップ(Mark Moerdler / Bernstein)
Q: サーバーは6年償却。RPO平均は2.5年。AI中心CapExが6年の寿命で十分回収できる確度は?
A(Amy):
- RPO平均にはM365等の短期契約が混じる。Azureはより長期。今期は2年→2.5年へ延伸。
- 今日買っているGPUの多くは、すでに“有用期間の大半(または全期間)をカバーする形で契約済み”。特に大型GPU契約は「寿命分売れている」。
A(Satya): - ソフトウェアで「古い世代のフリート」でも最新モデルを回し、継続改善。毎年の更新で最適化。
A(Amy補足): - 売り切り(寿命分契約)であれば、運用効率が上がるほど時間とともにマージンは改善する(CPUフリートでも同様)。
✅「契約で寿命分をロック」=回収リスクを抑える説明
⚠️ ただし、“多くは契約済み”の具体比率や契約条件の詳細は非開示で検証困難
3) RPOの45%がOpenAI:耐久性懸念(Brent Thill / Jefferies)
Q: バックログの45%がOpenAI。耐久性や集中リスクをどう見る?
A(Amy):
- 注目すべきは残り55%(約$350B)が幅広い顧客・ポートフォリオで構成され、+28%成長している点。多様で自信が高い。
- OpenAIとの契約・健全性については「素晴らしいパートナー」「当社がスケール供給者」「最も成功したビジネスの一つの下にいる」とし、前向き。
✅ 多角化(55%部分)の強さを強調
⚠️ 集中(45%)自体の構造リスクは“否定せず”、良好関係の説明に留まる
4) 容量追加(1GW)と今後の増設ペース(Karl Keirstead / UBS)
Q: 12月期に1GW追加は異例。Fairwater(Atlanta/Wisconsin)含め、今後の供給増の規模感は?
A(Amy):
- 特定サイトは複数年のデリバリー。場所より「グローバルに容量を増やすこと」が本質。
- 長命インフラ(電力・土地・施設)を整備し、完成次第GPU/CPUを入れる。
- 速度と運用効率(ユーティリティ最大化)を追求。
✅ “特定拠点”より“グローバル増設”を強調
⚠️ 将来の増設量の定量ガイダンスはなし(投資家の最大関心点が残る)
5) Maia 200の意義と粗利への影響(Mark Murphy / JPMorgan)
Q: Maia 200の推論性能は驚異的。Microsoftにとってシリコンはどれほど重要なコア能力になる? 粗利への影響は?
A(Satya):
- 自社シリコンは「長年」取り組み。Maia 200の進展に満足。
- 重要なのはシリコン単体ではなく、**モデル×シリコン×システム(ネットワーク/メモリ/ラック)**の垂直統合最適化。
- NVIDIA/AMDとも協業しつつ、一つにロックインせず、世代を超えて最良TCOを取り込む。
(※Amyの粗利コメントはこの設問では明示回答なし。粗利全体はAI投資で低下方向を別途説明。)
✅ 垂直統合+マルチベンダーでTCO最適化の戦略を明確化
⚠️ 推論コスト低下→粗利改善の“数値的”な橋渡しは提示なし
6) 「Frontier transformations」企業の勢いと支出拡大(Brad Zelnick / Deutsche Bank)
Q: Microsoft AIスタック採用で成果が出ている。企業の導入モメンタムと支出拡大余地は?
A(Satya):
- M365・Security・GitHubの3スイートが相互に複利効果。
- 特にMicrosoft 365の下層データ(人・関係・成果物・コミュニケーション)が重要で、Work IQが文脈資産になる。
- Work IQをMCPとして開発ワークフローに組み込み、Teams会議内容とRepoの整合性確認など、変革的な使い方が可能。
- 企業は業務領域(CS/マーケ/財務等)で自社エージェント構築へ。Fabric/Foundry/GitHub/ローコードが後押し。
✅ 需要喚起のストーリーは強い
⚠️ 「支出がどれだけ増えるか」の定量は示さず(期待を語るが検証不可)
7) CPU側の改善と、AIがクラウド移行を加速するか(Raimo Lenschow / Barclays)
Q: GPUだけでなくCPU面、運用変更の効果は? AIのためにクラウド移行が重要と顧客が認識し、移行が進むのか?
A(Satya):
- AIワークロードはGPUだけでなく、エージェントがツールでコンテナを起動するためCPU/ストレージが不可欠。学習でも推論でも“比率”で必要。
- クラウド移行は継続。例として、最新SQL Serverが前世代比でIaaS採用が2倍超。
- 顧客がワークロードを持ち込み新規構築するため、地域で必要なインフラ要素を揃える必要がある。
総括
ポジティブ材料
- 数字は強い:売上+17%、営業利益+21%、EPS+24%。クラウド$51.5B(+26%)で規模と成長が両立。
- AI関連の“実需”指標が豊富:M365 Copilot 15M席、GitHub Copilot 4.7M有料、Fabric ARR>$2B、Foundryの大口顧客増、Purview監査240億(9倍)など、単なる将来像ではなく利用の拡大が明確。
- 供給制約の裏返しとしての強需要:Azureは+39%(CC +38%)。CapExが巨大でも、営業CFが+60%で資金回収力が強い点は救い。
ネガティブ材料
- 最重要論点は“投資→回収の見える化不足”:投資家が最も欲しい「CapExの増分がいつ・どの収益(Azure/自社AI製品)として回収され、粗利がどう改善するか」の定量が薄い。
- 経営陣は「配分(Azure以外にも回る)」「寿命分契約済みが多い」を主張するが、比率・条件・価格改定・更新時の単価が不明で検証が難しい。
- RPOのOpenAI比率45%は構造リスク:残り55%の強さを強調したが、45%集中が消えるわけではない。契約が寿命分で“売れている”と言っても、カウンターパーティ集中と交渉力の問題は残る。
- 粗利率はAI投資で下がる方向が続く:Q3クラウドGMは約65%(Q2は67%)とさらに低下見込み。
つまり「需要が強い→投資が必要→短期の粗利/FCFは圧迫」という構図が継続。 - FCFが薄い:営業CFは強いのに、CapExでFCFは$5.9Bまで圧縮。市場が嫌う“利益は伸びるが現金が残らない”局面になりやすい。
- More Personal ComputingとGamingが弱い:Search広告は実行課題、Gamingは減損とコンテンツ不振。非AI領域が足を引っ張ると、AIの好調が“相殺”され株価の反応が鈍くなる。
成長の持続性・収益性・リスクの結論
- 成長の持続性は高いが、“供給制約”と“投資先行”が成長の見え方を歪め、同時に粗利とFCFを圧迫している。ここが投資家心理の最大のボトルネック。
- 今回の説明(「GPUをAzureに全振りなら40超」「寿命分契約済み」)はストーリーとしては整合する一方、定量の裏取りができないため、株価は「良い決算でも売られる」反応になり得る。
株価への示唆
- 短期:中立〜ややネガティブ寄り。強い業績にもかかわらず、
①CapEx高止まり、②クラウド粗利率低下見通し、③OpenAI集中、④定量の不足、が重なり、マルチプルの上昇は起きにくい。 - 中期:ポジティブに転び得る条件は明確で、
- 供給制約の緩和によるAzure成長の上振れ、
- Copilot/Foundry/Fabricの収益寄与が粗利改善として見え始めること、
- CapExの“増分”に対する回収年限や単位経済性(トークンあたり利益等)の開示が増えること。
これらが示されない限り、決算は強くても「疑念が残る」状態が続く可能性が高い。

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