イノデータ(ティッカー:$INOD)の2024年度第3四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $0.51 | $0.138 | 〇 |
売上高 | $52.2M (YoY +136%) | $36.1M | 〇 |
ガイダンス 2024Q4売上高 | $53.5M ($52M~$55M) | $53.0M | 〇 |
業績ハイライト
売上高
- Q3の売上高は過去最高の5,200万ドルを記録し、前年同期比136%増
- Q4の売上高は5,200万〜5,500万ドルを予想、2024年通期で前年比88〜92%増の見込み
収益性
- Q3の調整後EBITDAは1,390万ドル(売上高比27%)で前四半期の5倍に
- Q3の純利益は1,740万ドル(前年同期比大幅増)、繰延税金資産560万ドルの計上も寄与
財務状況
- 現金残高は2,640万ドル(前四半期末比1,000万ドル増)
- Wells Fargoからの3,000万ドルのクレジットラインは未使用
質疑応答ハイライト
最大顧客と新規顧客の見通し
- 最大顧客の取引は継続、2025年も成長・拡大の機会あり
- 他の大手テクノロジー企業7社との関係も順調に進展
- 複数のパイロットプロジェクトが進行中で、7-8桁規模の案件に発展する可能性
コスト構造と収益性
- 採用コストはQ2の360万ドルからQ3は50万ドルに減少
- 売上高の増加に対して営業費用の伸びは33%に抑制
- Big Tech向けビジネスは営業効率が高く、高い利益率を維持可能
品質管理への取り組み
- データ品質が最重要、大手情報プロバイダー向けの経験を活用
- エンジニアリングチームとの緊密な連携によりアジリティを実現
- 顧客のニーズに応じた柔軟な対応が強み
連邦政府案件とAgilityの展開
- 2つ目の政府機関とニュース配信・メディアモニタリング契約を締結
- Agilityは前年同期比26%成長、生成AIの統合により競争力強化
- デモから成約までの成功率が大幅に向上
コメント