ドクシミティー(ティッカー:$DOCS)の2026年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.45 | $0.38 | 〇 |
| 売上高 | $168.5M (YoY +23.2%) | $157.59M | 〇 |
| ガイダンス 2026Q3売上高 | $180.5M ($180M~$181M) | $180.67M | × |
| ガイダンス 通年売上高 | $643M ($640M~$646M) | $635.03M | 〇 |
業績ハイライト
売上・成長率
| 指標 | 数値 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | $168.5M | +23% |
| ネットリテンション率 | 118% | – |
| $50万以上の顧客数 | 121社 | +16%(前年104社) |
| 売上構成比(大口顧客) | 84% | – |
- 売上はガイダンス上限を7%上回る好結果。
- 小規模顧客(SMB)セグメントでは前年比+100%の伸びを記録。
利益・キャッシュフロー
| 指標 | 数値 | 前年同期比 |
| Non-GAAP粗利益率 | 92% | 横ばい |
| Adjusted EBITDA | $100.8M | +32% |
| EBITDAマージン | 60% | +4pt(前年56%) |
| フリーキャッシュフロー | $91.6M | +37% |
| 現金等合計 | $878M | – |
- 営業キャッシュフローの堅調な拡大により、21.9百万ドル分の自社株買い(平均株価$61.62)を実施。
- 自社株買い残高:$280M
業績見通し(ガイダンス)
| 指標 | Q3 FY2026 | FY2026 通期 |
| 売上高 | $180M-$181M(YoY +7%) | $640M-$646M(YoY +13%) |
| Adjusted EBITDA | $103M-$104M(マージン 57%) | $351M-$357M(マージン 55%) |
- AI最適化された統合型プログラムの販売が好調。売上の40%を占め、前年同時期の5%から大幅に拡大。
- クライアントポータルの活用が進み、アップセルの前倒し実施と通年での分散購入が進行。結果としてQ2が例年以上に強く、Q3以降の成長加速は例年ほどではないと予想。
質疑応答ハイライト
予算に対する不確実性について
Q: 年末の”バジェットフラッシュ”に変化は? 2026年度予算にどのような影響が?
A(Anna Bryson):
- 今の不確実性は主にカレンダー2026年の予算策定の遅れに関するもの。
- 政策変化やDTC広告規制強化が一因。
- 統合型プログラムとポータルの普及により、アップセルが前倒しで実行され、年末集中が緩和。
- 結果として、Q2が非常に強く、Q3の伸びは控えめに見える。
AI製品と今後の展開
Q: AIによる将来的なビジネス拡大余地は?
A(Jeff Tangney):
- DoxGPTの活用が急拡大、前四半期比でQAUs(四半期アクティブユーザー)+50%。
- Doximity Scribeのユーザー数はQ1比で約3倍に。
- Pathwayの統合により、2,000以上の医学ジャーナルのPDF全文アクセスと、音声入力による即時薬剤情報回答を実現。
- 医師の診療ワークフローに自然に統合され、非常に高い評価。
SMBとエージェンシーパートナー
Q: SMBセグメントの成長要因は?
A(Perry Gold):
- エージェンシーパートナーは12社以上に拡大し、SMBへのリーチを拡大。
- ポータルの利便性と無料で提供するROIデータ等が中小顧客の意思決定を加速。
統合型プログラムの拡大
Q: どの程度の顧客が統合型へ移行可能?
A(Jeff Tangney):
- 長期的には大多数が統合型へ移行すると予測。
- GoogleのPMaxのようにAI最適化により高いROIが実現。
- クライアントからの反応も極めて良好。
医療機関(ヘルスシステム)との連携
Q: AI製品のエンタープライズ販売戦略は?
A(Jeff Tangney):
- 既に全米300以上の病院と提携し、AIスイートの販売も進行中。
- PHI(個人医療情報)への対応と高い信頼性が評価されている。
- トップ20病院の一部では既に導入済み。
Pathway買収とAI統合
Q: 買収に関するリスクと競争優位性は?
A(Anna Bryson & Jeff Tangney):
- Pathway買収により、コンテンツ・AIモデルの強化に成功。
- Research Solutionsとの提携でジャーナルアクセスの差別化を実現。
- NEJMやJAMAへの直接契約はないが、2,000以上の論文に包括的に対応可能。

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