チポトレ(ティッカー:$CMG)の2025年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.33 | $0.33 | 〇 |
| 売上高 | $3.06B (YoY +3.0%) | $3.12B | × |
📊 業績ハイライト
売上・利益・成長率
| 指標 | 2025年Q2実績 | 前年同期比 | コメント |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $3.1B(31億ドル) | +3% | 既存店売上減(-4%)にもかかわらず成長 |
| 既存店売上(コンプ) | -4% | – | 5月に低下、6月から回復し7月も好調継続 |
| デジタル売上比率 | 35.5% | – | 高水準維持 |
| 店舗レベル利益率(マージン) | 27.4% | ▲150bps | コスト上昇と売上減により圧迫 |
| 調整後1株あたり利益(EPS) | $0.33 | -3% | GAAPベースでは$0.32 |
コスト構造
| コスト項目 | 2025年Q2 | 前年同期比 | コメント |
|---|---|---|---|
| 売上原価比率 | 28.9% | ▲50bps | メニュー価格上昇と調達効率が主因 |
| 労務費比率 | 24.7% | +60bps | ボリューム減による影響が主、賃金インフレは抑制 |
| その他営業費用 | 14.0% | +110bps | マーケティング費用増およびボリューム減 |
| マーケティング比率 | 2.7% | +60bps | 夏季施策強化による増加 |
ガイダンス(業績見通し)
| 項目 | 見通し |
|---|---|
| 通期コンプ売上成長率 | 約フラット(0%前後)に下方修正 |
| Q3 売上原価 | 高29%台(Chipotle Honey Chicken終了・関税影響含む) |
| Q3 労務費比率 | 高24%台 |
| Q3 マーケティング費用 | 中2%台 |
| 通期マーケティング費用 | 高2%台 |
| 税率(通期) | 25~27% |
| 新規出店数(年間見通し) | 315~345店、うち80%がChipotlane対応 |
💬 質疑応答ハイライト
Q1: デジタルマーケティング施策(Summer of Extras)の効果は?
Q(Evercore ISI – David Palmer)
Summer of Extrasなど新しいデジタル施策の成果は?特に既存のアクティブユーザーや離脱ユーザーへの効果は?
A(CEO Scott Boatwright)
- Summer of Extras参加者は500万人、そのうち40%が実際に購買。
- 登録数は前年比+14%、そのうち200万人は低頻度ユーザー。
- AIを活用した「Welcome Journey」ではエンゲージメントが約+47%。
- 今後は「Win-Back Journey」で離脱顧客の再活性化を目指す。
Q2: 四半期内の売上トレンドと7月の状況は?
Q(UBS – Dennis Geiger)
四半期内のトレンド詳細は?6月、7月の2年比較トレンドは?
A(CFO Adam Rymer)
- 4月:Chipotle Honey Chicken効果で2年比較+8%
- 5月:消費者信頼感低下とともに減速
- 6月:夏季マーケティング施策により回復、2年比較+8%へ
- 7月:やや不安定だが7〜8%で推移
Q3: 中期的なコンプ回復見通しは?
Q(UBS – Dennis Geiger)
成長回帰への自信はどこにあるのか?
A(CEO)
- 下半期は前年比較が緩和される。
- 秋以降には新LTO(期間限定メニュー)、大学生向けロイヤルティ施策、新しいサイドメニュー導入。
- Q2は複数の逆風(前年比の高いハードル、消費信頼感の低下)で厳しかったが、今後改善期待。
Q4: LTO(期間限定商品)の戦略について
Q(Stifel – Chris O’Cull)
既存の人気商品と新商品とのバランスは?
A(CEO)
- 再導入するLTOは前回以上に好調な実績あり。
- 今後も過去の人気メニューを戦略的に活用。
- 同時に新しいセンタープレート商品やサイド・ディップの開発も継続。
Q5: 新業態設備(高効率設備)の影響
Q(TD Cowen – Andrew Charles)
高効率設備導入の初期成果は?
A(CFO)
- 労務効率向上(平均1店舗あたり2〜3時間短縮)により投資回収を期待。
- 料理の一貫性と品質向上、ピーク時間の人員配置最適化、ケータリングなど新ビジネス機会創出にも寄与。


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