MGMリゾーツ(ティッカー:$MGM)の2024年度第1四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.74 | $0.58 | 〇 |
| 売上高 | $4.4B (YoY +13.7%) | $4.23B | 〇 |
業績ハイライト
2024年第1四半期の記録的な業績
- 連結売上高は過去最高の44億ドル(前年比13%増)を達成
- 純利益は2億1,700万ドル、調整後EBITDARは12億ドル超
- ラスベガスの売上高は4%増、高級リゾートオファリングが牽引
- マカオの売上高は71%増、MGM Chinaは過去最高の調整後EBITDAを達成
デジタル事業の展望
- BetMGMは製品開発とAngstrom統合に注力
- シングルアカウント・シングルウォレットをNevada以外ですべて導入、Nevadaも今年のフットボールシーズンまでに導入予定
- LeoVegasはスウェーデンで回復、BetMGM UKは好調、オランダでBetMGM立ち上げ
- ラテンアメリカや南米、東ヨーロッパへの拡大を検討
開発プロジェクトの進捗
- 大阪のIR事業で最大規模の融資を獲得、来年着工し2030年開業を予定
- アブダビやドバイでの機会を模索
- ニューヨークでは忍耐強く取り組む
- テキサスとタイの動向にも注目
将来の成長アルゴリズム
- リゾート事業は大規模で安定したキャッシュフローを生み出す
- デジタル事業は数年以内に大幅なフリーキャッシュフローを創出し始める見通し
- ニューヨーク、日本、UAEなどの開発プロジェクトが長期的な成長を牽引
- 余剰資金は自社株買いで株主に還元
- 2028年までの1株当たりフリーキャッシュフローの年平均成長率は10%台半ばを見込む
質疑応答ハイライト
マリオット提携の初期成果と影響
- 13万室以上を予約、5万室以上が実現し、当初の想定を上回るプレミアムを達成
- 置き換えられた部屋と比べ、宿泊料金で約100ドル、施設内支出で約50ドルのプレミアムを実現
- マリオット経由の団体予約が増加、MGMが最大の恩恵を受けている
- マリオットから紹介された団体客の80%は新規顧客
リージョナルプロパティの戦略的検討
- ポートフォリオ全体における戦略的適合性を常に検討
- 市場ポジショニング、成長ポテンシャル、規模、ラスベガスやデジタル事業との相互作用を重視
- 事業の有機的成長以上の成長ポテンシャルを示せないプロパティは、異なる見方をする可能性がある
2024年のラスベガスのEBITDAR見通し
- 予約状況や施策から、ラスベガスのEBITDARは今年成長すると確信
- 第3四半期は昨年のサイバー攻撃の影響で、第2・第4四半期と比べ高い成長率になる見込み
MGM Chinaのスマートテーブルの効果と競合優位性
- ゲームのセキュリティ向上、運営効率改善、プレイヤーデータに基づくマーケティングが可能に
- 新たなゲームの開発にも貢献し、規制当局からも高く評価されている
- 競合他社も追随しているが、MGMは数年のリードを保っている
- MGMの差別化要因は、経営陣から全社員に至るまでの深い顧客理解と、コロナ禍でも止まらなかった商品・サービスのイノベーション

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