2025年8月17日から8月22日の米国株式市場のまとめです
今週の市場総括
今週の米国株式市場は、週前半にテクノロジー株を中心とした下落が続いたものの、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言を受けた金利引き下げ期待により、週末にかけて急反発しました。
主要指数の週間パフォーマンス
| 指数 | 騰落率(週) |
|---|---|
| S&P 500 | +0.3% |
| ダウ平均(Dow Jones) | +1.5~1.9%、年初来で初の過去最高値更新 |
| ナスダック総合指数(Nasdaq Composite) | 若干のマイナス〜横ばい(–0.6%程度) |
- S&P 500は、5営業日の下落トレンドを金曜の大幅上昇で反転し、週として約0.3%の上昇となりました。
- ダウ平均は826~846ポイントの上昇を記録し、2025年初の過去最高値を更新。週全体では1.5%~1.9%の上昇幅となりました。
今週の主要経済イベントと市場反応
- FRBパウエル議長によるジャクソンホールでの講演
- 金利引き下げの可能性に言及し、投資家心理が一気に改善。市場はこの「ハト派的」トーンを歓迎し、株価が急騰しました。
- その結果、リスク資産が幅広く買われ、ダウは記録的上昇、S&P 500は小幅上昇、Nasdaqは微減という結果に。
- テクノロジー株の中小型AI関連企業の下落
- Nvidiaを筆頭に、AI関連大型株(いわゆる「Magnificent Seven」)のパフォーマンスに不安が広がり、週前半にテクノロジー主導の株価調整が発生しました。
- 一方で、消費財、ヘルスケア、公益などバリューセクターや“forgotten 493”銘柄に資金が流れ始める動きも。
セクター・テーマ別動向
- 好調だったセクター
- エネルギー、不動産、金融、素材セクターがジャクソンホール後に上昇を牽引。
- 調整のあったテーマ
- AIおよびテクノロジー関連、とくに大型AI関連株が週前半の下落によって圧迫されました。
来週の注目ポイント
- Nvidiaの第2四半期決算発表(8月27日)
- 市場は事前に10%前後の上振れを期待。強いガイダンスが出れば、AI・グロース株全体に追い風となる可能性があります。
- インフレ指標(PCEデフレーターなど)
- 金利方針に直結する重要なデータ。特にPCEデフレーターはFRBが警戒する”コアインフレ”の代表。


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