決算:MELI 2025Q3

決算

メルカドリブレ(ティッカー:$MELI)の2025年度第3四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for MELI

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$8.32$9.30×
売上高$7.41B
(YoY +39.5%)
$7.21B

📊 業績ハイライト


📈 売上・利益・成長率

項目実績値前年同期比成長率コメント
総売上高非開示(%ベースのみ)+39% YoY27四半期連続で30%以上の成長
営業利益(Operating Income)7億2400万ドル+30% YoY成長と収益性のバランスを実現
アルゼンチン売上(USDベース)非開示+39% YoY現地通貨では+97%、アイテム数+34%

🛒 コマース事業

地域GMV(総商品取扱高)アイテム数成長率コメント
ブラジル非開示+42% YoY無料配送の閾値引き下げ(BRL 79 → BRL 19)で成長加速
メキシコGMV成長加速非開示フルフィルメントコストも引き下げ
アルゼンチン+39% YoY(USDベース)+34% YoYマクロ経済の影響下でも成長は堅調、信用ポートフォリオは前年比+100%
チリ成長3四半期連続で加速非開示市場シェア拡大、NPS向上
コロンビアGMV成長+10pt加速QoQ非開示アイテム数増加で成長

🚚 ロジスティクス・フルフィルメント

  • ブラジルの1件あたり配送コスト:前四半期比 -8%(現地通貨)
    • ボリューム増によるスケールメリット
    • 未使用キャパシティの活用
  • 新倉庫:アルゼンチンに2拠点目のフルフィルメントセンター開設
  • 今後の倉庫投資:計画通り、必要に応じて中長期的に拡張

💳 フィンテック(Mercado Pago)

指標実績・コメント
月間アクティブユーザー数成長加速、NPSはブラジルで過去最高水準
クレジットカード事業– クレジットカードのシェア拡大、
2023年以前のコホートはすでに黒字化
ローン残高前年比+100%(慎重姿勢維持しつつも成長)
アルゼンチンでの新規カード発行クレジットカードを四半期末にローンチ、月額料金無料の競争力あり
メキシコでの成長信用事業とクレジットカード共に成長中。
競争環境にもかかわらずマーケットシェア拡大中

📉 マージン・コスト構造

項目コメント
マーケティング費用売上の約11%、パフォーマンス広告と若年層獲得のためのファネル投資
プロダクト開発・G&A規模の拡大によりスケール効果が進行中、オペックスは相対的に低下
利益率の短期的圧迫無料配送・クレジットカード・1P投資によるもの。ただし、長期的には改善を見込むと明言

📌 経営陣コメントまとめ

  • 長期の成長機会の最大化に集中、短期的なマージン圧力を恐れない」
  • クレジットカード事業は中長期で明確に黒字化見通し
  • アルゼンチンはマクロ困難でも、当社にとって依然として利益性の高い重要市場
  • 27四半期連続で30%以上の成長達成は他に類を見ない

💬 質疑応答ハイライト


🇦🇷 アルゼンチン事業の見通しとマクロ懸念

Q(Morgan Stanley): マクロ悪化と大統領選挙後の影響は?

A(CFO):

  • 選挙による一時的な不安定で成長がやや鈍化
  • 金利上昇が消費に影響、ファンディングコストも上昇
  • とはいえ売上+39%(USD)、ローカル通貨+97%、アイテム数+34%
  • 引き続き投資継続、長期的には非常にポジティブ

👥 新規ユーザー獲得とリテンション

Q(Goldman Sachs): 新規ユーザーのうち、完全な新規 vs 復帰は?プロモーションに依存してないか?

A(COO Ariel):

  • 7.8百万人が完全な新規買い手(全体:7,500万人)
  • ブラジルで約400万人が新規
  • エンゲージメント、頻度も記録的水準
  • クーポン依存型ではなく、価値提案で勝負

A(CFO):

  • マーケティング比率:売上の11%
  • 特に若年層獲得に注力、ファネル施策が前年比4倍成長

🇧🇷 ブラジルの競争・価格最適化施策(Relative Value)

Q(BofA): セラーの価格遵守は?アルゴリズム変更とプロモーション支援の影響は?

A(COO):

  • 購買者の体験重視、最適な価格・スピード・決済方法で表示順位決定
  • 競争力ある商品を上位表示し、セラーにも売上メリット
  • ブラックフライデーに向け、プロモ支援強化

🚚 配送コスト削減と自動化

Q(Raymond James): ブラジルの配送コスト-8%、まだ改善余地あるか?ロボティクス導入状況は?

A(CFO):

  • コスト低下はQ-on-Qで-8%(現地通貨)
  • 成長による固定費の希釈とスローロジスティクス最適化が奏功
  • まだ改善余地あり、長期で下落トレンド

A(COO):

  • ロボティクス導入進行中(ピック・パック工程で効果)
  • 倉庫ごとに最適技術を導入中

💳 クレジットカード:黒字化と地域別戦略

Q(Barclays): 過去のカード発行コホートは収益化に寄与するか?

A:

  • ブラジル:発行から2年超のコホートは黒字
  • ポートフォリオ全体の収益性は、各国のミックス次第

Q(Cantor): アルゼンチンでの新カードは早期指標あるか?

A:

  • まだローンチから数週間、分析は早い
  • 月額料金ゼロは競争力あり、長期で大きなポテンシャルあり

🇲🇽 メキシコ事業と競争状況

Q(HSBC): メキシコの信用競争環境と成長ドライバーは?

A:

  • エコシステム内での信用提供が強み(CACが小さい)
  • クレジットカードと消費者ローン双方が拡大中
  • フィンテックユーザー数で国内2位、ダウンロード数は1位

💡 投資水準とオペレーティングレバレッジ

Q(Citi): 現在の投資水準は適切?さらなる投資余地あるか?

A(CFO):

  • 既存の投資(送料無料閾値引下げ)が明確に成果を出している
  • 引き続きクレジット、1P商品、倉庫に投資継続
  • G&A・開発コストは売上増で相対的に圧縮(レバレッジ効果)

🏬 B2Bおよび1P戦略(Casas Bahia)

Q(BTIG): 新たなB2B・Casas Bahia連携の影響は?

A:

  • 白物家電などで1Pのカバー率が低い領域をCasas Bahiaが補完
  • 大型商品の物流ノウハウも補完
  • B2Bは超長期で数十億ドルの市場規模

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