決算:GTLB 2026Q2

決算

ギットラボ(ティッカー:$GTLB)の2026年度第2四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for GTLB

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.24$0.16
売上高$236M
(YoY +29.2%)
$227.2M
ガイダンス
2026Q3EPS
$0.195
($0.19~$0.20)
$0.19
ガイダンス
2026Q3売上高
$238.5M
($238M~$239M)
$241.53M×
ガイダンス
通年EPS
$0.825
($0.82~$0.83)
$0.75
ガイダンス
通年売上高
$939M
($936M~$942M)
$942.91M×

✅ 業績ハイライト

📈 売上・成長率

項目数値前年同期比
売上高(Q2 FY2026)$236百万+29% YoY
SaaS売上の比率約30%(前年同期比 +39%成長)+39% YoY
GitLab Dedicated ARR$50百万+92% YoY
$100K以上の顧客数1,344社+25% YoY
$5K以上の顧客数10,338社全ARRの95%以上を構成
DBNRR(ドルベースの純収益維持率)121%
総RPO(残存パフォーマンス義務)$988.2百万+32% YoY
CRPO(1年以内のRPO)$621.6百万+31% YoY

<small>※ARR = 年間経常収益</small>

💰 利益・マージン

指標数値前年同期比
Non-GAAP営業利益(Q2)$39.6百万+117% YoY
Non-GAAP営業利益率16.8%+682 bps YoY
Non-GAAPグロスマージン90%維持
調整後フリーキャッシュフロー$46百万+326% YoY
フリーキャッシュフローマージン20%昨年 $10.8M → $46M
現金および投資残高$1.2B維持

📊 FY2026ガイダンス

指標ガイダンス範囲成長率
Q3 FY2026 売上$238~239百万+23% YoY
Q3 非GAAP営業利益$31~32百万
Q3 非GAAP EPS$0.19~$0.20
FY2026 売上$936~942百万+24% YoY
FY2026 非GAAP営業利益$133~136百万
FY2026 非GAAP EPS$0.82~$0.83
  • 売上ガイダンスは維持(SMBの軟調とGo-to-Market体制変更による一時的影響を考慮)
  • 利益ガイダンスは上方修正(営業効率改善による)

🗣️ 質疑応答ハイライト

🔄 Go-To-Market(営業体制)変革の影響と進捗

Q: 経営陣の交代が続く中、方向性は変わっていないのか?
A (CEO Bill Staples):

  • 安定とスケール拡大に向けた体制強化。
  • CRO(Ian Steward)は初の1四半期で良好な成果。
  • 「$1B → $2B」へ向けた土台を構築中。

Q: 変革の成果が出るまでの期間は?

  • H2(後半)での体制整備FY2027以降に成果反映を期待。
  • 新規顧客獲得専任チーム(New Business Division)を立ち上げ。
  • エンタープライズ営業の洗練化(AIや全製品のプレイブック最適化)。
  • 垂直展開(公共、金融など)と市場拡張戦略も推進。

Q: 営業担当のアカウント割り当て変更や報酬制度への影響は?

  • 報酬体系・担当領域はFY2026内では変更なし
  • 今後は新規専任部隊と既存顧客担当の2軸で補完的に展開。

🧠 AI(Duo Agent Platform)と競合環境

Q: GitLab Duo Agent Platformの差別化は?

  • 生成AIツール(GitHub Copilot等)は**コード生成(開発工程の20%)**に集中。
  • GitLabは**変更管理・統合(80%)**に強み。
  • AIエージェントとの共創を前提としたプラットフォーム提供。
GitLabのAI戦略の特徴
✅ 一体型DevSecOps基盤にAIを深く統合。
✅ Anthropic、OpenAI、Amazon Q、Google、Cursorと連携。
✅ 月次で機能追加(18.2〜18.3で72機能追加)。
✅ データ文脈の統合により高精度かつ低コストAI処理実現。
✅ 専用エージェントの開発とカスタマイズ可能。

Q: Duo Agent Platformの商用化タイミングは?

  • 2025年末(FY26 Q4)GA(一般提供)を目指す
  • ベータ版への反響は良好。
  • 利用ベースの従量課金(usage-based)モデルを導入予定。

👥 顧客数の伸び鈍化と施策

Q: 新規顧客獲得数が減少傾向にある背景と今後の打ち手は?

  • 過去:既存顧客の拡張に営業が注力しすぎた(ARR至上主義)。
  • 今後:新規顧客獲得専任チームとPLG戦略で補完
  • 自己申込型(PLG)導入により採用の壁を下げ、回転を速める。

🧾 SMB(小規模企業)セグメントの現状

Q: SMBの軟調の背景は?

  • 全体の売上構成比は約8%程度と小さい
  • AIツール等の効率重視の購買行動シフトが影響。
  • 過去の値上げに対し価格感度が高かった。
  • 自社としては販売促進は控えめ、今後も注視するが中心戦略ではない。

🧾 SaaS比率・利益構造について

Q: SaaS売上成長(+39%)の背景は?

  • GitLab Dedicatedの成長や需要拡大が牽引。
  • TCOの低さや導入容易性が評価され、選択されやすい

Q: Q2における一時的要因は?

  • 月初の契約比率が過去2年で最大(20%以上)。
  • 自己管理(Self-managed)よりもSaaS比率が高まり、一時的に売上認識が早まった

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