アステララボ(ティッカー:$ALAB)の2025年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.44 | $0.32 | 〇 |
| 売上高 | $191.92M (YoY +149.6%) | $172.46M | 〇 |
| ガイダンス 2025Q3売上高 | $206.5M ($203M~$210M) | $180.67M | 〇 |
📊 業績ハイライト
売上・成長率
| 指標 | Q2 FY2025 | 前四半期比 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $191.9M | +20% | +150% |
| ガイダンス(Q3 FY2025) | $203M〜$210M | +6〜9% | – |
- 売上は前年同期比150%増と急成長し、新たな収益ベースを確立。
- 成長の原動力は「Scorpio」スイッチファブリックと「Aries」シグナルコンディショニング製品。
- 「Scorpio」は会社史上最速の立ち上がりで、売上構成比10%超を達成。
製品別ハイライト
| 製品ライン | 主な用途 | 特記事項 |
|---|---|---|
| Aries | PCIe・Ethernetのスケールアップ/スケールアウト接続 | Q2も堅調、Q3も複数プラットフォームでの成長継続見通し |
| Taurus | スケールアウト向けEthernetモジュール | 新デザインが量産フェーズに入り、Q3以降の成長ドライバー |
| Scorpio P | PCIeベースのスケールアウトスイッチ | Q2に量産開始、売上10%以上を構成。2025年通期でも10%以上継続見込み |
| Scorpio X | GPU間のスケールアップ接続(XPU to XPU) | 現在はプリプロダクション。2026年から量産開始予定。10以上の顧客が評価・設計段階にあり、Scorpio Pを上回る収益貢献が期待される |
| Leo | CXLコントローラ | Q2にプレ量産出荷、今後のCXLプラットフォーム採用により成長見込み |
利益・マージン・EPS
| 指標 | Q2 FY2025 | 前四半期比 |
|---|---|---|
| Non-GAAP粗利益率 | 76.0% | +1.1pt |
| Non-GAAP営業費用 | $70.7M | +$5M |
| Non-GAAP営業利益率 | 39.2% | +5.5pt |
| Non-GAAP EPS | $0.44 | – |
| 営業キャッシュフロー | $135.4M | – |
| 現金および有価証券残高 | $1.07B | – |
- 営業利益率が39.2%と非常に高水準。
- R&D投資の強化を継続($48.9M)。
- 今後も75〜76%の粗利益率を維持する見込み。
ガイダンス(Q3 FY2025)
| 指標 | Q3 FY2025予想 |
|---|---|
| 売上高 | $203M〜$210M |
| 粗利益率(Non-GAAP) | 約75% |
| 営業費用(Non-GAAP) | $76M〜$80M |
| EPS(Non-GAAP) | $0.38〜$0.39 |
| 税率(Non-GAAP) | 約20%(通年15%に修正) |
💬 質疑応答ハイライト
Scorpio製品戦略と顧客展開
Q: Scorpio Xシリーズが選ばれている理由は?Cosmoソフトウェアの影響は?
A(CEO Mohan):
- 顧客との密接な関係・信頼により、設計初期から関与。
- Cosmoソフトウェアにより、**カスタマイズ性とパフォーマンス最適化(低レイテンシ、高スループット)**が評価されている。
- Scorpio Xが「アンカー製品」として採用され、AriesやTaurusへの波及効果も。
UA Linkの普及動向とAsteraの戦略
Q: UA Linkの採用状況とタイムラインは?
A(COO Gajendra):
- 技術面(低レイテンシ、メモリセマンティクス)とマルチベンダーのオープンエコシステムが評価されている。
- 10社以上がUA Link導入を検討中。
- 2027年以降の量産開始を見込むが、開発は加速中。
Scorpio売上の成長予想
Q: Scorpio売上はQ2で10%超。今後の伸びは?
A(CFO Tate):
- Q2での立ち上がりは予想以上。
- Q3以降も成長継続見込み。
- 2026年にはScorpio XがPを上回る見通しで、Scorpio全体がAstera最大の製品ラインになる可能性。
BroadcomのEthernetスイッチとの比較
Q: Broadcomの250ns低レイテンシEthernetとの比較は?
A(CEO Mohan):
- Point-to-pointレイテンシだけでなく、エンドツーエンドでの低遅延と帯域効率でUA Linkが優位。
- Broadcomは基本的にEthernetベースで、オープン性では劣る。
- HyperscalerはUA Linkのマルチベンダー性を重視。
Taurusと非AI領域での成長
Q: 非AI向け(一般サーバー)での成長可能性は?
A(COO Gajendra):
- PCIe Gen5およびCXL(Leo)対応CPUの普及により、Aries、Taurus、Leo製品の新しい設計採用が進行中。
- 800Gbpsへの移行でTaurusの採用拡大。2026年が本格成長フェーズと見ている。

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