成長株投資:クライマックストップ

成長株投資

クライマックストップとは、「オニールの成長株投資法」で言及されている売りのテクニカル指標です。株価が長期間にわたり上昇した後、爆発的な上昇を見せて天井をつける現象を指します。強気相場の天井を示す重要なサインとされています。以下にポイントをまとめます。

天井サイン

株価が何か月も上昇した後に、それまでよりも速度を速めて1~2週間急上昇した場合、以下のような天井サインが現れる傾向があります。

1. 一日の上昇幅が最大

適切なベースからブレイクアウトしたピボットポイントから、株価が何か月もかけて大きく上昇した後に、上昇を始めた日から最大の上昇をして引けたら注意が必要です。

2. 一日の出来高が最大

株価が上昇を始めた日から出来高が最大になる日が天井となることがあります。

3. イグゾースションギャップ

急速に株価を上昇させながら何か月も前の最初のベースから大きく離れ(通常は最初のベースと二番目のベースを抜けて最低18週間以上、3番目以降のベースだと12週間以上)、さらに上に窓を空けて寄り付いたら、天井が近い。

4. クライマックストップの動向

株価の上昇が急になり、週足チャートで急速な株価の上昇が2~3週間見られたり、あるいは日脚チャートで7~8日連続か10日中8日で急速な株価の上昇が見られるようなら、売りのサインです。

また、クライマックストップ付近では、前週の安値から高値へと大きな値幅を繰り返し、多い出来高はそのままに、少しだけ上昇して引けるレールロードトラックと呼ばれるチャートになることがある。これは、売り抜けがあったことを示している。

5. 売り抜けの兆候

長期の上昇の後、大商いなのに株価が上昇しない場合は、売り抜けを示しています。何も知らない買い手がこれに気が付いて驚く前に、早めに売ってしまいましょう。

6. 株式分割

株式分割の後、株価が1~2週間で25~50%上昇したら、売りのサインです。過剰な株式分割の前後は、株価が天井を打つ傾向があります。

7. 連日下落日の増加

ほとんどの銘柄が天井を打って下落を始めると、株価が連続して下落する日のほうが連続して上昇する日よりも多くなってきます。

8. 上方チャネルライン

大きな上昇の後に株価がその上方チャネルラインを抜けたら、売りのサインです。

9. 200日移動平均線

200日移動平均線から70~100%以上離れたところまで株価が上昇したら売りのサインとなることがある。

10. 天井から下落

上昇中に早めに売れなかった場合、天井から下落を始めたらすぐに売った方がよい。最初の下落の後に、株価が一度戻ることがあります。

まとめ

クライマックストップは相場の天井をテクニカル視点で見極めるのに重要なシグナルです。

実際に過去の成長株のチャートを見ると、これらの要件が当てはまるケースがいくつもあります。一方で、100発100中の指標というわけではなく、外れるケースもあります(例えば、2023年夏のNVDAは上記サインの10個中8個に該当しましたが、下期横ばいのまま推移し、その後上昇に転じました)。

これを根拠に利益を確定するのは賢明な投資判断と言えますが、一方で天井狙いの決め打ちショートのような無謀な投機には手を出さないようにしましょう。

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