2025年7月7日から7月11日の米国株式市場のまとめです
今週の市場概要
全体的に週末に向けて押し目が入りつつも、大幅な調整とはならず、小幅安で終了。記録的な高値からの一服感が漂い、「落ち着いた調整」といえる展開でした。
主要指数の週間パフォーマンス
- S&P500:週末は6,259.75で、週中央値に対し約0.3%下落。週全体ではわずかに調整入り
- ダウ平均:44,371.51で終了し、週ベース約1%の下落
- ナスダック総合:20,585.53で、週では0.2%下落
今週の経済イベント
- 関税:トランプ大統領がカナダに35%、ブラジルに50%の追加関税を発表し、7月1日以降実施へ。これにより市場は下押し圧力を受けつつも、大きな急落は回避
- FOMC議事録:関税がインフレ押上げ材料として議論されており、利上げ据え置きの理由として警戒感が示された。
セクター別動向
- 好調セクター:AI・半導体関連(Nvidia、AMD)の伸びが続き、テック中心のETFも底堅かった
- 不調セクター:金融株はインフレ懸念と利回りの変動により軟調。ヘルスケアや素材も関税影響を受け下落基調
注目の個別銘柄
- Levi Strauss:決算好調で前年比+11.3%と急騰
- Delta Air Lines:決算が堅調でポジティブ反応。ただし中小エアラインの動きが分かれた
- Visa、Gilead Sciences:ヘルスケア・金融株の代表格として回避・売却対象となり、それぞれ -2.2%、-4.3%の下落
来週の注目ポイント
- 6月の消費者物価指数(CPI): 7月15日発表、インフレ継続の有無が焦点。
- 銀行大手の決算発表: 週明けにJPMorgan、Bank of America、Goldman Sachsが予定
- Fed要人の発言:インフレや利下げ時期に関する言及に注目(7月30日のFOMC前)。
- 第2四半期決算本格化:企業側のコスト観と通商問題への対応姿勢が注目。


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