2025年6月9日から6月13日の米国株式市場のまとめです
今週の市場概要
週前半は米中通商協議進展や5月雇用統計の好結果を背景に堅調な動きとなりましたが、週末にイスラエル・イラン間の地政学リスクが表面化し、株価が急落しました。全体としてはリスクオフムードで終了しました。
主要指数の週間パフォーマンス
- S&P 500:週初からほぼ横ばい推移後、6/13に‐1.1%の下落で5,976.97ポイントで週末を迎え、週間としては‐0.4%の低下
- ダウ平均:同じく週後半に激下落し、週末の終値は42,197.79と週全体で‐1.3%の下落
- ナスダック総合:金曜に‐1.3%下落し終値19,406.83。週間では‐0.6%の下落
今週の経済イベント・指標
- 米5月雇用統計:雇用者数は+139,000と市場予想を上回り、失業率は横ばい。景気耐力の強さを印象づけました
- 消費者・生産者物価指数:5月のPPIは予想を下回り、インフレ圧力の後退が確認されました
- 地政学リスク:6/13にイスラエルのイラン攻撃が発表され、原油価格が約7〜8%急騰。これを受け、株式市場は週末に急落しました
セクター別動向
- エネルギー株:原油高を受けて相対的に堅調
- 通信サービス・金融・工業セクター:米国株ファンドはこれらへの資金流入が顕著で、それぞれ約5億~15億ドルの流入
- 小型株・中型株:Russell2000、S&P MidCap 400はともに‑1.5%程度の下落と厳しい展開
注目の個別銘柄
- Oracle(ORCL):週前半に約+24%の急騰で、今週の主要材料株に。AI関連の好ニュースが背景
- Tesla(TSLA):同様に今週+10%超。EV関連需要や自社株買い期待がけん引
- ExxonMobilなどエネルギー株:原油急騰を受けて注目された
来週の注目ポイント
- 地政学リスク:中東情勢の緊迫や原油価格への影響が市場心理に直結
- 6/18~19 FOMC(米連邦公開市場委員会):金利据え置きが見込まれるも、声明文やパウエル議長会見の内容が焦点

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