スノーフレーク(ティッカー:$SNOW)の2026年度第1四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.26 | $0.21 | 〇 |
| 売上高 | $1.04B (YoY +25.5%) | $1.01B | 〇 |
📊 業績ハイライト
✅ 売上・成長率
| 指標 | 数値 | 前年同期比 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 製品売上高 | $997百万 | +26%(調整後+28%) | うるう年影響除外後の成長率 |
| 残存パフォーマンス義務(RPO) | $6.7十億 | +34% | 今後の収益確保に寄与 |
| ネットリテンションレート(NRR) | 124% | – | 依然として高水準 |
- 経営陣は「成長率の減速は見られなかった」と明言し、安定した成長を強調。
- SnowparkやDynamic Tablesの採用が予想を上回る。
- テクノロジーおよび小売業界で特に強い成長。
📈 ガイダンス
| 指標 | Q2 FY2026 | 通期 FY2026 |
|---|---|---|
| 製品売上高 | $1.035B〜$1.04B | $4.325B(前年比+25%) |
| Non-GAAP 営業利益率 | 8% | 8% |
| Non-GAAP 製品粗利益率 | – | 約75% |
| 非GAAP調整後フリーキャッシュフロー率 | – | 25% |
- 成長見通し引き上げ:前年同期比+25%の通期成長を予想。
- 営業効率への取り組み強化:Q1営業利益率は前年同期比+442bpsの9%。
💵 株主還元・財務状態
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 自社株買い | $491M / 3.2M株 | 平均取得単価 $152.63 |
| キャッシュおよび短長期投資 | $4.9B | 強固な財務基盤 |
| 自社株買い残枠 | $1.5B | 2027年3月まで有効 |
🧠 プロダクト・顧客導入動向
- Q1で 125以上のプロダクト機能 を市場投入(前年同期比+100%)。
- Snowflake Cortex AI 利用アカウント数:5,200超(週次ベース)。
- Cortex Agents により、構造・非構造データを問わずAIアプリ開発を加速。
- Apache Iceberg を活用した柔軟なデータフォーマット対応を進展。
- AI Ready戦略により、Samsung Ads、Kraft Heinz、Siemensなどが導入拡大。
💼 エンタープライズ導入事例(抜粋)
| 企業 | ユースケース |
|---|---|
| AstraZeneca | SAP・Workday連携による業務分析強化 |
| Dentsu | データ統合によりコスト30%削減 |
| Siemens | OT+ITデータ統合による生産性向上 |
| Samsung Ads | AI/ML活用でパーソナライズ広告強化 |
| Kraft Heinz | 社内AIアシスタント導入による業務効率化 |
🛡️ 公共部門・新規市場進出
- Snowflake Public Sector, Inc. 設立。
- 米国国防総省との連携開始(Impact Level PA取得済)。
- 自動車ソリューション(CarMax、Nissan導入)など業界別対応を拡大。
❓ 質疑応答ハイライト
💡 Q1: AI製品「Cortex」のマネタイズ状況は?
Q: Cortexは有償契約に紐付いているのか?<br>
A(Sridhar):
- Cortexは単独で課金されておらず、既存契約内で利用されている。
- AI利用は段階的に進展。文書チャットボットからエージェント型システムへと進化。
- 「Snowflake上にデータを集約することがAI活用の前提」と訴求し、プラットフォームとしての地位を確立。
⚙️ Q2: SnowparkとDynamic Tablesの採用要因は?
Q: 採用が予想以上だった背景は?<br>
A(Sridhar):
- プロダクトの成熟と、専門営業組織による導入支援の両面が寄与。
- IcebergやSnowflake Connectorsの機能強化も導入を後押し。
🧬 Q3: Snowparkの競合優位性は?
Q: 他システムとの併用か、壁打ち利用か?<br>
A(Sridhar):
- 顧客の複雑なエコシステムを前提に統合・簡素化を志向。
- 例:SharePoint上のドキュメントに対し、Connector+Snowpark+Cortex Searchで統合処理可能。
💵 Q4: 新規顧客と100M超大型契約について
Q: Q1の顧客純増と大口契約の要因は?<br>
A(Scarpelli):
- 新規顧客純増451(前年比+19%)は昨年導入した「新規専任営業チーム」の成果。
- 2件の100Mドル契約は金融業界から、Q4の遅延契約が今期に発効。
🤖 Q5: AIによる社内/営業活動効率化は?
Q: AIの活用による営業生産性への影響は?<br>
A(Sridhar):
- 専門チームによるAI実装支援(PoC→導入)を推進中。
- AIに対する営業現場の習熟度も向上しており、「AIを武器とした営業」が確立しつつある。
📐 Q6: Snowflake Gen2の価値は?
Q: Gen2の導入による顧客メリットは?<br>
A(Christian):
- 新ハード+ソフト最適化により、パフォーマンス・コストの両面で大幅改善。
- 時間対価値(Time-to-Value)で競争力を発揮。

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