ユーアイパス(ティッカー:$PATH)の2025年度第4四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.26 | $0.19 | 〇 |
| 売上高 | $424M (YoY +4.6%) | $425.34M | × |
| ガイダンス 2026Q1売上高 | $332.5M ($330M~$335M) | $367.29M | × |
| ガイダンス 通年売上高 | $1.5275B ($1.525B~$1.530B) | $1.56B | × |
📊 業績ハイライト
売上・ARR
| 指標 | 金額 | 前年比成長率 |
|---|---|---|
| 売上高(Q4) | $424M | +5% |
| 売上高(FY2025) | $1.43B | +9% |
| ARR(年間経常収益) | $1.666B | +14% |
| Net New ARR(Q4) | $60M | – |
- 為替の影響を除いた場合、Q4売上は$426M(+5%)、Net New ARRは$61M
- クラウドARRは$975M(+50% YoY)
- $1M以上のARRを持つ顧客数:317(前年比増加)
- $5M以上のARRを持つ顧客数は30%成長
- AI製品の顧客へのアタッチ率:全体の20%、$1M以上のARR顧客では85%
- ドルベースグロスリテンション率:98%、ドルベースネットリテンション率:110%
収益性・キャッシュフロー
| 指標 | Q4 FY2025 | 通期 FY2025 |
|---|---|---|
| GAAP営業利益 | $34M | -$163M |
| Non-GAAP営業利益 | $134M | $241M |
| Non-GAAP営業利益率 | 32% | 17% |
| Non-GAAPフリーキャッシュフロー | $145M | $328M |
| 現金・現金同等物 | $1.7B | – |
- GAAPベースでは2年連続で黒字を達成
- 営業利益率の改善(Non-GAAPベース):Q4で+400bps増
- $390Mの自社株買いを実施(FY2025)、平均価格$12.30
- FY2026の希薄化は2~3%を見込む
FY2026 ガイダンス
| 指標 | Q1 FY2026 | 通期 FY2026 |
|---|---|---|
| 売上 | $330M – $335M | $1.525B – $1.530B |
| ARR | $1.686B – $1.691B | $1.816B – $1.821B |
| Non-GAAP営業利益 | $45M | $270M |
| フリーキャッシュフロー | – | $370M |
- H1の売上は約$665M、Net New ARRは$48Mを見込む
- 政府部門の遅延とマクロ経済の不透明性を反映
- SaaS移行の影響で売上成長に2%の逆風
- FY2026の営業利益率向上を目指し、コスト管理を強化
🎤 質疑応答ハイライト
Q. 直近2週間のマクロ環境の不安定さとは?
- Dines CEO:「カナダの大手銀行では、過去90日間の全承認案件を見直している」
- **経済のボラティリティが増しており、多くの企業が支出を慎重に見直している」
Q. Agentic Automation(AIエージェント)の市場の反応は?
- 3,000以上のエージェントが作成され、ヘルスケア、金融など幅広い業界で活用
- 既存のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に組み込む形で拡張
- 7桁($1M以上)の契約も複数発生
- エージェントのマネタイズは消費ベースモデル(GAは4月〜5月予定)
Q. 公共部門(特に米連邦政府)の影響について
- 政府契約の遅延は続くが、長期的な成長の確信は揺るがず
- 政府向け売上は同社の第3位の垂直市場
- IRS(米国歳入庁)との契約は消費ベースの価格設定
- 政府の予算執行の遅れが全体の売上見通しに影響
Q. エンタープライズ向けAI採用の進展
- 大手銀行のCIO:「UiPathのAgentic Automationは競争優位性がある」
- AI製品の売上寄与率は現在20%、大手顧客($1M ARR以上)では85%
- クラウド化が進む中で、SaaS比率の上昇が見込まれる
Q. Peak AI買収の意義
- 縦割り(業界特化型)エージェントの開発を加速
- 価格最適化・在庫管理のAIエージェントを持つ企業
- 英国を拠点にし、既存のAIチームと統合

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