UiPath(ティッカー:$PATH)の2024年度第4四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $0.22 | $0.16 | 〇 |
売上高 | $405.3M (YoY +31%) | $383.8M | 〇 |
ガイダンス 2025Q1売上高 | $332.5M ($330M~$335M) | $347.8M | × |
ガイダンス 2025通年売上高 | $1.5575M ($1.555B~$1.56B) | $1.53B | 〇 |
カンファレンスコール
要約を記載します。
ポジティブな側面
- UiPathは、四半期と年間を通じて指標を超える強い業績を報告しました。特に、四半期の純新規ARRは8600万ドルで、年間総ARRは14.64億ドルに達し、前年比22%増加しました。四半期の収益は4億500万ドルで、前年比31%増加しました。
- 非GAAP運営利益率は、四半期で記録的な27%に達し、年間では18%に増加し、前年比で1,100ベーシスポイント以上の増加を達成しました。これは同社が公開企業として初めてGAAPベースの利益を達成した四半期でもあります。
- パートナーシップ、特にSAPやMicrosoftとの連携が順調に進んでおり、地域や業界を超えてパイプライン生成と取引の成功を見ています。特にSAPとのパートナーシップは、新規顧客獲得に貢献しています。
ネガティブな側面
- マクロ経済環境の変動性が続いており、これがビジネスに与える影響について言及されました。この不確実性は、会社のガイダンスや将来の業績に影響を与える可能性があります。
まとめ
UiPathは2024年度において堅調な業績を達成しました。特に収益、ARRの増加、GAAPベースの利益達成など、多くのポジティブな成果が挙げられます。さらに、SAPやMicrosoftといった重要なパートナーシップが成功を収めており、今後も成長の牽引役となることが期待されます。しかしながら、マクロ経済の変動性や将来の予測に関する不確実性など、注意が必要な点もあります。これらの挑戦に対処しつつ、UiPathが今後も成長を続けるための戦略を維持し、適応していくことが期待されています。
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