決算:OLO 2024Q4

決算

オロ(ティッカー:$OLO)の2024年度第4四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for OLO

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.06$0.07×
売上高$76.1M
(YoY +20.8%)
$72.76M
ガイダンス
2025Q1売上高
$77.45M
($77.2M~$77.7M)
$76.66M
ガイダンス
通年売上高
$334.5M
($333M~$336M)
$328.26M

業績ハイライト

売上・利益

指標Q4 2024前年同期比通年 2024前年比
総売上$76.1M+21%$284.9M+25%
プラットフォーム売上$75.2M+21%
ARPU (1拠点あたり売上)$878+12%$3,400+25%
純収益維持率115%
営業利益 (Non-GAAP)$11.5M+69%$32.9M+80%
営業利益率 (Non-GAAP)15.1%+4.3pp11.6%+3.6pp
純利益 (Non-GAAP)$11.3M
  • Olo Payの成長:決済取扱額 (GPV) は$2.8B(前年比+180%)。Olo Pay売上は$70M超。
  • 拠点数の増加:86,000拠点(+6,000拠点増加)。
  • 営業利益率の改善:収益増加とコスト管理の徹底により利益率向上。
  • キャッシュフローの改善:通年営業キャッシュフローは$40M、フリーキャッシュフローは$27M。

事業の成長戦略

  • Catering+の拡大:BJ’s Restaurant、Black Bear Diner、Raising Cane’sなど多数のブランドで採用。
  • Olo Payの拡大:FreedomPayとの提携によりCard-Present決済の市場を拡大。
  • フライホイール顧客の増加:Order、Pay、Engageの3スイートを活用する顧客が増加。
  • 新規ブランドの導入:Jack in the BoxがRailsを採用、HTeaOがOlo Payを追加。

質疑応答ハイライト

FreedomPayとの提携について

Q: FreedomPayとの提携による影響は? A: Noah Glass (CEO)

  • 2025年半ばにOlo Pay Card-PresentがFreedomPay経由で一般提供開始
  • 既存のPOSパートナー(NCR、Qu、TRAY)との直接統合に加え、大規模な展開が可能に
  • $130BのCard-Present市場へのアクセスを獲得し、全体の決済取扱額の成長を加速。

フライホイール顧客の拡大戦略

Q: エンタープライズ顧客へのモジュール採用をどう拡大するか? A: Noah Glass (CEO)

  • 企業はまずOrder、次にPay、最後にEngageを導入する傾向がある。
  • Jack in the Boxのケース:最初はDispatch、その後Order、Railsと拡張。
  • カリフォルニア・フィッシュ・グリルでは、Engage GDPを活用し、マーケティングROIを最大化。
  • **平均モジュール数3.7(前年3.5)**だが、16モジュールあるため成長余地は大きい。

2025年の売上ガイダンスと成長戦略

指標2025年ガイダンス
総売上$333M – $336M
営業利益 (Non-GAAP)$45.5M – $47M
Olo Pay売上$110M
新規拠点増加+5,000拠点
Card-Present売上貢献数千万ドル規模

Q: Olo Payのスケール拡大による収益への影響は? A: Peter Benevides (CFO)

Catering+の成長がARPUと総売上に寄与

Card-Present取引の拡大により、決済マージンが向上

2025年の売上成長率は高水準を維持し、後半で加速する見込み

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