ネットアップ(ティッカー：$NTAP)の2025年第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $1.87 | $1.78 | 〇 |
| 売上高 | $1.66B (YoY +6.4%) | $1.64B | 〇 |
| ガイダンス 2025Q3EPS | $1.90 ($1.85～$1.95) | $1.85 | 〇 |
| ガイダンス 2025通年EPS | $7.30 ($7.20～$7.40) | $7.11 | 〇 |
業績ハイライト
全体業績
- 売上高は前年同期比6%増の16.6億ドル
- 営業利益率は29%（過去最高）
- EPSは1.87ドル（予想を上回る）
オールフラッシュアレイ事業
- 年間換算収益は38億ドル（前年同期比19%増）
- 4四半期連続で高い成長率を維持
- 業界およびすべての競合他社を大幅に上回る成長
パブリッククラウド事業
- 売上高は前年同期比9%増の1.68億ドル
- クラウドストレージサービスは43%成長
AI関連
- AI/データレイクモダナイゼーション案件で100件以上の受注
- 公共部門、製造、金融サービス、ヘルスケア分野で好調
- Googleとの分散クラウド向けパートナーシップを拡大
質疑応答ハイライト
マクロ環境の影響
- マクロ環境は前四半期から変化なし
- データセンターモダナイゼーション、新規アプリケーション導入、サイバーレジリエンス、クラウド、AIなど顧客の優先投資分野に注力
- マクロ環境に関係なく、年間成長見通しを維持
AIビジネスの展望
- エンタープライズAIの大きな機会は2024年後半以降と予測
- 初期段階としてデータインフラの準備が進行中
- AI CoE(Center of Excellence)での導入が中心で、大規模展開はこれから
- Googleとの分散クラウド案件で公共部門向けAI導入が好調
パブリッククラウド戦略
- ハイパースケーラーとの共同販売体制強化
- クラウドストレージサービスの拡充
- サブスクリプションビジネスの安定化
- 下半期から二桁成長への回復を予想
- 2025年度末までに長期的な粗利益率目標(75-80%)の下限に到達見込み
Keystoneサービス
- 前年同期比約55%成長
- 顧客離脱率はゼロを維持
- パートナー数と取引数が増加
- 専門サービス収益として計上
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