決算:MMYT 2025Q4

決算

メイクマイトリップ(ティッカー:$MMYT)の2025年第4四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for MMYT

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.42$0.23
売上高$245.46M
(YoY +21.0%)
$255.93M×

📊 業績ハイライト

通期業績(FY2025)

指標FY2025実績前年比成長率(為替一定)FY2024実績
売上高(IFRS)$978M+27.4%$782M
グロスブッキングバリュー(GBV)$9.8B+25.9%未開示
調整後営業利益$167.3M+34.7%$124.2M
純利益(実質)$95.3M約+59%(FY24比)約$60M(除く一時益)
利用者ベース(累計)8,200万人+900万人(純増)7,300万人
国際事業の売上比率25%+3pt22%
  • 経営陣コメント
    • Rajesh Magow CEO:「FY2025は過去最高の業績。国際事業が特に牽引し、ホテル、航空、パッケージ、バスなど全カテゴリで堅調な成長を記録」
    • Mohit Kabra CFO:「AIや地理的拡張に継続投資をしつつ、営業利益率は1.71%に改善。引き続きコスト効率を重視」

第4四半期業績(Q4 FY2025)

指標Q4 FY2025実績前年同期比成長率(為替一定)Q4 FY2024実績
売上高(IFRS)$245.5M+25.6%$202.9M
調整後営業利益$44.7M+37.9%$32.4M
純利益$29.2M+92%(実質)$15.2M(除く一時益)

セグメント別実績(通期)

セグメント調整後利益前年比成長率(為替一定)テイクレート
航空券$94.2M+16.8%6.2%
ホテル・パッケージ$109.6M+28.4%18%
バス$36.5M+44.3%非開示(成長はKumbh由来)

その他注目トピック

  • GenAI施策
    • TripプランAI「Myra.ai」導入:自然言語による予約支援、変更対応も可能。
    • 生成AIによる検索、レビュー要約、テーマ別旅行提案、サポート対応を実装。
    • WhatsApp連携によるトリップ全体の統合管理も開始。
  • 国際事業
    • 国際航空券売上:前年比+33%
    • 国際ホテル売上:前年比+65%
    • 国際事業売上比率:25%(前年:22%)
  • 巡礼市場の急成長
    • 「Maha Kumbh」関連:Q4に147%成長
    • 巡礼都市全体のFY25成長率:+95%
  • 買収・資本政策
    • Happay(CREDの経費管理サービス)を買収
    • 株式買戻し実施額:$21.5M(@ $92.2/株、233,712株)

💬 質疑応答ハイライト

① マーケティング費用の方針(BofA Sachin氏)

Q:売上に対する販促費率(4.5-5%)を今後どう考える?

A(Mohit CFO)

  • 今後も「5%前後を維持」する方針。
  • 理由:多数の新規プロダクトや地域拡張に投資しており、効率的に運用できていると判断。

② 今後の成長見通し(BofA)

Q:今後数年の業界成長とMakeMyTripの見通しは?

A(Mohit CFO)

  • 20%以上の成長を「継続的に狙う」方針。
  • 地政学的な要因などの一時的要素はあるが、長期的には消費需要が堅調と判断。

③ GenAIの競合リスクと戦略(BofA)

Q:他社のAIエージェントによる競争リスクは?

A(Rajesh CEO)

  • 「データ」と「スピード」が差別化要素。当社は豊富な1stパーティデータを保有。
  • 新興競合の登場を注視はしているが、現時点で懸念はない。
  • Ctrip(株主)との協業:最新動向を参考にしているが、全世界的に「大きな差」はない。

④ 業界構造と競合環境(Goldman Sachs)

Q:競合環境が緩やかな理由は?今後変化の可能性は?

A(Rajesh CEO)

  • OTA以外のプレイヤー(旅行会社、ツアーオペレーター等)との競争も激しい。
  • 「旅行市場は巨大」でオンライン浸透率はまだ低く、成長余地が大きい。
  • 差別化戦略(商品供給、UX、ブランド)により競合優位を維持。

⑤ 利益率ガイダンスの見通し(Goldman Sachs)

Q:営業利益率2%超えの可能性は?

A(Mohit CFO)

  • 現在は1.71%、まずは1.8%達成が優先。
  • その後の改善は状況次第で検討。

⑥ 自社株買いの方針(Goldman Sachs)

Q:今後の買戻し金額の目安は?

A(Mohit CFO)

  • 市場状況を見つつ「オポチュニスティックに実施」。
  • 最大$114Mの枠あり、今後も柔軟に活用可能。

⑦ Airbnbの新機能と体験型サービスへの戦略(Citi)

Q:AirbnbのExperience強化に対する自社の対応は?

A(Rajesh CEO)

  • すでに海外中心の体験型サービス(Tours & Attractions)を展開済
  • 今後は国内向けにも拡大予定。基本はオーガニック拡大を優先。

⑧ ESOP・税率(Axis Capital)

A(Mohit CFO)

  • ESOP費用:年間$35–40Mの範囲で継続。
  • 税率:FY26までは繰越損失で低税率、その後は通常課税へ移行。

⑨ 最近の旅行需要と地政学的影響(JPMorgan)

Q:北部紛争による影響とその前の需要動向は?

A(Mohit CFO)

  • 4月初旬までは「正常な需要」だった。
  • 紛争後に一時的な落ち込み。ただし、「ここ数日で回復傾向」。

⑩ AIによるコールセンターの効率化とUX(JPMorgan)

A(Rajesh CEO)

  • 自動化によるコスト削減は追求するが、顧客体験は犠牲にしない
  • 自動化導入済みの「MyTrips」機能の満足度は高水準。
  • GenAIを用いた体験向上に引き続き注力。

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