決算:MDB 2026Q1

決算

モンゴDB(ティッカー:$MDB)の2026年度第1四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for MDB

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$1.00$0.66
売上高$549.01M
(YoY +21.9%)
$527.48M
ガイダンス
2026Q2EPS
$0.64
($0.62~$0.66)
$0.58
ガイダンス
2026Q2売上高
$550.5M
($548M~$553M)
$549.28M
ガイダンス
通年EPS
$3.03
($2.94~$3.12)
$2.65
ガイダンス
通年売上高
$2.27B
($2.25B~$2.29B)
$2.27B

業績ハイライト

売上・利益・成長率

MongoDBの2026年度第1四半期(2月〜4月)は、ガイダンス上限を上回る堅調な成績でスタートしました。

指標数値前年同期比コメント
売上高$549M+22%ガイダンス上限を超過
Atlas売上高構成比72%+26%Atlas比率は前年同期の70%から上昇
非GAAP営業利益$87M営業利益率16%前年同期比+9pt(7%→16%)
非GAAP純利益$86M(EPS: $1.00)EPS +96%昨年$0.51から倍増
営業キャッシュフロー$110M+72%
フリーキャッシュフロー$106M+74%
  • 粗利率:74%(前年同期は75%。Atlas比率増とVoyage買収の影響でやや低下)
  • 営業利益率の大幅改善:主に売上超過と人員採用の遅延による費用抑制が要因

顧客動向

指標数値前年同期比
総顧客数約57,100+16%(約49,200)
Atlas顧客数約55,800+17%(約47,700)
直販顧客数約7,500+5%
年間ARR10万ドル超顧客数2,506+17%
ネットARR拡張率約119%横ばい傾向
  • 6年以上ぶりの過去最高の純顧客増(+2,600)
  • 自己導入(セルフサーブ)経由の顧客増加が顕著

Atlas消費傾向(月別)

消費動向
2月〜3月順調な消費成長
4月マクロ不透明感の影響で軟化
5月健全な回復を確認

※このトレンドを踏まえ、ガイダンスへの織り込みは慎重姿勢


ガイダンス(2026年度)

指標新ガイダンス旧ガイダンスコメント
通期売上高$2.25B〜$2.29B+$10M上方修正Atlas中心の見通し改善反映
通期非GAAP営業利益$267M〜$287M+$57M上方修正営業利益率 12%(+2pt)
通期EPS(非GAAP)$2.94〜$3.12税率20%、発行済み株式数87.6M想定
Q2売上高$548M〜$553MQ1より営業日数+3の恩恵あり
Q2 EPS(非GAAP)$0.62〜$0.66
  • 非Atlas事業(EA/オンプレ等):通期では前年同期比「高いシングル下落」を見込む。$50Mのマルチイヤー契約売上減が主因。

株主還元策

  • 自社株買い:$1Bの総額を承認(前四半期$200M + 今回$800M追加)
    • Q1での実行なし(CFO交代の影響)
    • Q2より買い戻し開始予定

経営陣コメント(一部抜粋)

CEO Dave Ittycheria

「MongoDBは、AI時代に必要とされる“リアルタイムデータ”、“検索機能”、“スマートなデータリトリーバル”を1つのプラットフォームで提供できる。これは競合が分離的に対応している状況とは異なる。我々のアーキテクチャはネイティブに統合されており、性能・コスト・拡張性の面で優位性を持つ。」

CFO Mike Berry

「MongoDBは$2B超規模で20%以上成長しており、70%超の粗利率、強力なキャッシュ創出力、健全なバランスシートを有する。これは財務的に非常に魅力的なプロファイルであり、今後はキャッシュ活用と利益成長の両面で価値を最大化していく。」


質疑応答ハイライト

Atlasの成長要因とユースケースの進化

Q(Morgan Stanley)
Atlasの成長を牽引しているアプリケーションのタイプは?

A(CEO)

  • トランザクション系、IoT、ストリーミング、AI等、多様な用途に活用されている
  • 特に開発者が柔軟にリアルワールドのデータ構造を扱える点が支持されている

消費モデルと財務管理方針(新CFOの視点)

Q
MongoDBは消費モデル中心。今後の財務戦略は?

A(CFO)

  • 過去に類似モデルでの経験あり。MongoDBの指標開示は透明性が高い
  • 今後はキャッシュフロー、オペレーション効率の最適化にも注力

Postgresの台頭とMongoDBの差別化

Q(Barclays他)
Postgresの人気や競合(Snowflake、Databricks)の動きにより、MongoDBの優位性は揺らがないか?

A

  • Postgres人気はOracleやMySQLからの移行が主因
  • JSONやVector等の機能はMongoDBでは“ネイティブ”。Postgresは“アドオン”で性能やスケーラビリティに課題
  • MongoDBはElastic、Pinecone、Cohereの代替機能も内包し、統合性に優れる

高価格帯顧客・エンタープライズ戦略の進捗

Q(Goldman Sachs)
エンタープライズ向け営業体制強化の進捗は?

A

  • Fortune 100の75%、Fortune 500の50%がMongoDBを導入済
  • 新規契約規模や顧客関与の質が向上。営業生産性も高い
  • 自己導入チャネルがミッドマーケット獲得を補完

AIによる売上貢献は依然限定的

Q
AI需要は売上にどの程度貢献しているか?

A

  • 企業のAI導入はまだ初期段階(主にチャットボットや社内コジェンが中心)
  • 長期的にはカスタムAIアプリの開発でMongoDBが中核になると確信

Q1の顧客純増急増の背景

Q(Needham)
過去6年で最高の顧客純増を記録した要因は?

A

  • セルフサーブチャネルの成熟が大きな要因。的確なターゲティングとオンボーディング改善が奏功
  • デジタルマーケティング責任者をCMOに昇格させ、成果を反映

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