決算:LULU 2025Q4

決算

ルルレモン(ティッカー:$LULU)の2025年度第4四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for LULU

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$6.14$5.85
売上高$3.61B
(YoY +12.7%)
$3.58B
ガイダンス
2026Q1EPS
$2.555
($2.53~$2.58)
$2.72×
ガイダンス
2026Q1売上高
$2.345B
($2.335B~$2.355B)
$2.39B×

🟣業績ハイライト

🔹四半期業績(第4四半期:2024年)

指標数値前年同期比コメント
売上高(週53除外)$3.6B+8%(為替一定ベース:+9%)予想を上回る成長
営業利益率28.9%+40bps利益率改善に成功
EPS(希薄化後)$6.14+16%
株式買戻し$332M年間合計$1.6B自社株買い積極実施(✅ポジティブ

🔹通期業績(2024年度)

指標数値前年比コメント
売上高(週53除外)$10.6B+8%(為替一定ベース:+9%)
調整後営業利益率23.7%+50bpsコスト効率改善(✅ポジティブ
調整後EPS+15%
2021年比CAGR売上:+19%
営業利益率:+170bps
EPS:+23%
Power of Three x2計画を上回る進捗(✅ポジティブ

🔹地域別売上(Q4、週53除外)

地域売上成長(為替一定ベース)既存店売上
米国+1%横ばい(⚠️ネガティブ
カナダ+11%
中国本土+39%+27%(✅ポジティブ
その他海外+26%+17%

🔹カテゴリー別成長(Q4、週53除外)

カテゴリ売上成長率
メンズ+12%
ウィメンズ+6%
アクセサリー他+9%

🔹チャネル別動向

チャネル売上コメント
店舗売上+13%(為替一定)店舗数:767店(+56店舗)
デジタル売上+8%売上全体の50%を占める

🔹粗利益・営業費用

指標数値コメント
粗利益率60.4%(前年:59.4%)+100bps改善(✅ポジティブ
→製品コスト減・マークダウン減少
SG&A比率31.5%(前年:30.9%)わずかに悪化

🟣質疑応答ハイライト

🔹Q: 米国の成長見通し「モデスト成長」の意味と通期の想定?

A(CEO)

  • Q4では新製品導入に対する反応は良好で、UPT(購入点数)やAOV(平均購入単価)は改善
  • ただし全体のトラフィックは業界全体で鈍化傾向
  • 「モデスト成長」とは「前年比で緩やかなプラス成長」を意味。

A(CFO)

  • 北米全体で**+低〜中シングル成長**を想定。
  • 米国はその下限、カナダは上限のイメージ。

🔹Q: ブランド認知向上施策の効果は?

A(CEO)

  • 「Membership Madness」には15,000名以上が参加登録、1,000名以上の待機リストもあり。
  • ゴルフ、F1、テニスなどアンバサダーとの連携によるイベントも多数開催
  • アクティベーションを通じて新規獲得と既存顧客のロイヤルティ強化の両面に貢献

🔹Q: 関税影響とその対応は?

A(CFO)

  • 2025年のガイダンスには関税による20bpsのマージン悪化を織り込み済み(中国・メキシコ)。
  • 価格戦略とコスト構造の見直しで対応中。

🔹Q: マーケティング費用と投資判断の柔軟性は?

A(CFO)

  • マーケ費用は売上の約5%。今後も伸ばす可能性あり。
  • 販促、店舗、テックへの投資を含むが、売上動向に応じて柔軟に調整可能

🔹Q: インターナショナル成長鈍化?

A(CFO)

  • 中国:+25〜30%、その他海外:+20%程度を見込む。
  • 2024年比ではやや減速するが、5年CAGR計画は順調超過中。
  • Lunar New YearのタイミングでQ1に一時的な影響あり

🔹Q: U.S.の売上成長が「フラット」だが、通年改善期待は?

A(CEO)

  • ウィメンズカテゴリーの新商品効果は明確(UPT・AOV上昇)。
  • ただし通期見通しでは、保守的に「緩やかな成長」を想定

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