決算:LLY 2025Q4

決算

イーライリリー(ティッカー:$LLY)の2025年度第4四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for LLY
  1. 決算概要
  2. 業績ハイライト
    1. 2025年通期・Q4の主要数値
    2. 地域別・価格/数量のニュアンス
    3. 主要製品の進捗
    4. 資本政策・株主還元
    5. 2026年ガイダンス
  3. 質疑応答ハイライト
    1. 1) Orforglipronローンチ成功指標(BMO)
    2. 2) 米国外のOrforglipron承認・加速経路(Bernstein)
    3. 3) 国際Mounjaroの伸びしろ(JPM)
    4. 4) 免疫領域に“肥満級”の攻勢をかけない理由(Guggenheim)
    5. 5) ガイダンス:Medicareの立ち上がり織り込みと商業保険(Morgan Stanley)
    6. 6) Together試験を踏まえたZepbound併用戦略(Citi)
    7. 7) 価格・契約環境とキャッシュチャネルの弾力性(Goldman)
    8. 8) 肥満関連ラベル拡張の重要性(Wells Fargo)
    9. 9) キャッシュペイ比率が高い構造の長期含意(Evercore)
    10. 10) Oloralintide:低用量/併用で「無滴定・忍容性」狙い(Wolfe)
    11. 11) CMS肥満デモとインスリンモデルの類似(Deutsche Bank)
    12. 12) 2026売上ガイド:Orforglipron B必須か? 市場拡大かカニバか?(TD Cowen)
    13. 13) “消費者株”としてのアナロジー・カニバ見立て(Jefferies)
    14. 14) Orforglipronローンチ:tirzepatideとの違い(UBS)
  4. 総括
    1. 🟢強み
    2. 🔴最大の懸念:成長エンジンが「価格」ではなく「数量」に偏りすぎる構造
    3. 🔴Lilly Directの“成功”は、同時に巨大なリスクを内包
    4. 🔴ガイダンスの“前提依存”が強い:Medicare/雇用主/州Medicaid
    5. 🔴非肥満領域の“攻め”は語るが、肥満ほどの確度はまだ遠い
    6. 株価

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$7.54$6.93
売上高$19.29B
(YoY +42.6%)
$17.94B
ガイダンス
通年EPS
$34.25
($33.5~$35.0)
$33.42
ガイダンス
通年売上高
$81.5B
($80~$83)
$77.56B

業績ハイライト

2025年通期・Q4の主要数値

項目2025年通期前年比Q4 2025前年比補足
売上高$65.2B+45%(金額開示なし)+43%成長ドライバーは主にMounjaro/Zepbound等「主要製品」
EPS$24.21+86%$7.54(参考:$5.32)Q4 EPSは取得IPR&D費用$0.52込み(前年は$0.19込み)
売上総利益率83.2%横ばい製品ミックス/製造原価改善👍 vs 実現価格低下👎
R&D費+26%早期~後期パイプライン投資増
販管費(MS&A)+29%ローンチ支援の販促強化
Non-GAAP パフォーマンス・マージン47.2%+4.2pt収益性は改善👍
実効税率19.7%

経営陣コメント

  • 2025年は「強い実行の年」:売上成長、パイプライン前進、製造能力拡張、世界で7,000万人超に貢献(Ricks)。
  • オルフォルグリプロン(Orforglipron):肥満で米国+40カ国超に申請(Ricks/Skovronsky)。
  • 製造:2025年にインクレチン用量を前年比1.8倍に増産目標超過(Ricks)。2020年以降の設備投資コミットは**$55B超**(Ricks)。

地域別・価格/数量のニュアンス

地域売上成長(Q4 YoY)ドライバー
米国+43%**数量増(Mounjaro/Zepbound)**が牽引👍、**価格▲7%**が一部相殺👎
米国外強い(具体%は未提示)欧州・日本・中国で2桁の数量成長、Rest of Worldは数量2倍(Mounjaro新規市場)

🔴ネガティブ要素:米国で価格が前年比**▲7%**、今後も価格は逆風見込み。


主要製品の進捗

  • 「主要製品」が四半期で$13B超を売上貢献、+91% YoY(CFO)。
  • 神経(アルツハイマー)Kisanloがアミロイド標的療法で米国処方シェア50%超、売上**$109M**(市場成長+診断増+採用拡大)。
  • 免疫
    • Eblis:アトピーで総処方がQ3比**+25%**。
    • Omvo:グローバル売上 +55% YoY
  • 腫瘍Jayperca 売上 +30% YoY、BTK阻害薬既治療患者への適応拡大で対象増。
  • Verzenio:グローバル +3%(米国外の数量増)。米国は早期乳がんの浸透が頭打ちと明言👎。
  • 肥満/糖尿病(インクレチン)
    • 米国のインクレチン類市場:処方 +33% YoY。肥満浸透率は**中一桁%**で、拡大余地大と見立て。
    • Zepbound:売上は倍以上、肥満のブランド新規処方で**約70%**のシェア。
      • バイアル:Zepbound処方の約1/3、新規Zepbound処方の約50%(Q4)。
    • Mounjaro:2型糖尿病インクレチン市場で新規処方55%超で期末着地。

資本政策・株主還元

  • 配当 $1.3B、自社株買い $1.5B

2026年ガイダンス

指標(Non-GAAP)2026年会社見通し前年比の示唆/補足
売上高$80B〜$83B中央値で**+25%**
価格影響成長の足かせ:低〜中10%台(low-to-mid teens)価格は明確な逆風👎
Non-GAAP パフォーマンス・マージン46%〜47.5%Q4比では概ね横ばい〜やや低下含み(価格・新設備立上げが影響)
EPS$33.50〜$35.002025の$24.21から大幅増(高成長継続想定)

価格(米国)の押し下げ要因(会社説明)

  1. 肥満薬の政府アクセス合意(Medicare/Medicaid)
  2. 直販(D2P)Zepbound価格改定
  3. メディケイドで後期製品の価格低下
    加えて、米国外は中国NRDL収載(2型糖尿病)で価格影響。

アクセス/ローンチの時間軸(会社発言)

  • Orforglipron:米国の慢性体重管理で2026年中にローンチ想定。国際は「大半が2027年」、一部(UAE等)2026年後半例外。
  • Medicare肥満薬アクセス遅くとも2026/7/1までに有効化見込み(複数箇所で明言)。
  • Medicaidは2026年に一部逆風(例:カリフォルニアが肥満カバレッジ削除)👎、ただし2027年に新規州追加を期待。

質疑応答ハイライト

1) Orforglipronローンチ成功指標(BMO)

Q: 1年後に「良いローンチ」と言える指標は?
A(Custer):

  • まずは**市場拡大(new starts中心)**が最重要。競合の経口Wegovyで「経口待ち層」が実在することを確認。
  • 実臨床では患者満足度リアルワールド有効性を重視。
  • 食事/水の制限なしという簡便性が差別化になり得る、という見立て。

🟢ポジティブ:競合経口GLP-1の立ち上がりを「市場拡大の検証」として評価。
🔴注意:定量KPIは提示せず(ガイダンス回避)。


2) 米国外のOrforglipron承認・加速経路(Bernstein)

Q: 米国外で2026年中ローンチを早める加速経路は?
A(Jonsson):

  • 基本線は2027年ローンチ
  • 例外的にUAEなど、FDA承認を参照し得る国で2026年後半があり得る。

3) 国際Mounjaroの伸びしろ(JPM)

Q: 2025年の国際Mounjaroが強い。Q4($3.3B)の後、2026年の伸びは?
A(Jonsson):

  • 2025年は四半期ごとに大規模ローンチ(Q4除く)。よってQ4を2026成長のベースと見る。
  • 中国NRDL(2026/1/1発効)を見越して12月の購買パターンに影響が少し出た。
  • OUS売上構成は75%が慢性体重(主に自費)25%が2型糖尿病(償還)
  • 2026優先は①体重領域の浸透拡大(患者アクティベーション)、②2型で償還国拡大(現状9カ国、最新が中国)を価格規律を保って進める。

🟢ポジティブ:国際で「総インクレチンSOMリーダー」と発言。
🔴リスク:自費依存(75%)が高く、競争激化時に脆弱になり得る(後述の総括で厳しく指摘)。


4) 免疫領域に“肥満級”の攻勢をかけない理由(Guggenheim)

Q: 肥満のように免疫にももっと早く・強く投資/BizDev攻勢をかけられないか?
A(Skovronsky):

  • 肥満の収益を腫瘍・神経・免疫へ再投資しており、「投資判断の親指はスケール側に乗っている」と強調。
  • 腫瘍は「今まさに開花」、免疫も有望科学があり、インクレチン併用や他の併用療法を後期で進めている。

(※この回答は途中で文が切れ気味で、具体策や制約要因は明確には語られていない)

🔴ネガティブ:質問の核心(なぜできないか/障害は何か)に対し、定量・具体の制約説明が薄い


5) ガイダンス:Medicareの立ち上がり織り込みと商業保険(Morgan Stanley)

Q: 2026後半のMedicareボリューム織り込み、雇用主のopt-inは?
A(Montarce / Yuffa):

  • 2026/7/1までにアクセス付与見込み。立ち上がりは時間を要するが機会は大きい。
  • Lilly Directの既存顧客に**Medicare該当が10〜20%**いる想定で、そこが比較的早く移行する「ボーラス」になり得る。
  • 雇用主は年初は増減が相殺で概ね横ばい。
  • 雇用主向けにチームを立ち上げ、第三者とも連携して設計柔軟性・価格透明性の別チャネルを提供。意思決定は翌年向けが多く、2026後半〜2027にかけて増加期待。

🟢ポジティブ:Medicare移行の“初動ボーラス(10〜20%)”という具体レンジ。
🔴注意:雇用主の本格改善は「来年判断」=時間がかかる


6) Together試験を踏まえたZepbound併用戦略(Citi)

Q: Zepboundと免疫/腫瘍/神経の併用投資、ラベリングの道筋は?
A(White):

  • 免疫疾患は世界で10億人超、肥満併存は負荷が高い。炎症の根本に働き、より良い・長い効果を狙う。
  • 進行中/予定:
    • Together PSO(Taltz+Zepbound、乾癬+肥満/過体重):2026トップライン
    • Together Amplified PSA/PSO:Taltz開始後にZepbound追加
    • Phase IIIb commit(潰瘍性大腸炎・クローン病):Omvo+Zepbound
    • brenepatide Phase II(喘息)

🟢ポジティブ:臨床プログラムが複数列挙され、具体性が高い。
🔴注意:ラベル獲得の規制戦略・エンドポイント設計の詳細までは未提示。


7) 価格・契約環境とキャッシュチャネルの弾力性(Goldman)

Q: 契約環境、キャッシュチャネルの価格弾力性は?
A(Yuffa):

  • 商業保険:Zepboundは大手PBMのうち2/3でカバレッジ継続。Q2想定のorforglipron導入に向け協議中。
  • 価格:Part DとD2Pの価格は透明性高く提示済み。
  • 弾力性:米国/米国外とも手頃さ+コスト予見可能性が重要。Part Dの**$50**、12月に導入したZepboundバイアルのエントリー価格改善で利用増を確認。
  • 経口市場は新規患者を呼び込み拡大的、orforglipronのエントリー価格は経口セマグルチドに近い想定。

🔴注意(重要):発言に「Zepboundのエントリー価格 $2.99」という不自然に低い数字が登場。文脈上は**$299**等の誤記/聞き取り誤りの可能性が高いが、トランスクリプト上はこのまま記録されているため、ここでは“記載通り”に扱う(投資判断上は要検証ポイント)。


8) 肥満関連ラベル拡張の重要性(Wells Fargo)

Q: 肥満関連適応(NASH等)をラベルに取る重要性は?長期差別化か?
A(Yuffa / Custer):

  • ZepboundとMedicare(睡眠時無呼吸など)で「体重以外のアウトカム」意識が高まり、カバレッジ議論が進む。
  • 併存疾患(例:PSA試験)も含め、肥満治療が公衆衛生に与える便益を示すエビデンスが増えている。
  • 投資配分:既存インクレチンで既知の併存疾患を“複製”するか、新領域に踏み込むかの取捨選択。
    • orforglipronではSUI(腹圧性尿失禁)/PAD/高血圧など新規テーマも探索。
    • 一方でクラス効果の信頼確保のため、一定の再現データも重視。

9) キャッシュペイ比率が高い構造の長期含意(Evercore)

Q: 競争激化下、キャッシュペイでのシェア維持をどう考える?
A(Jonsson / Yuffa):

  • 国際も米国から学びつつコンシューマー中心、USのLilly Directのように「開始と継続」を支えるプラットフォーム構築が重要。
  • Lilly Directは摩擦を減らすDTC基盤。体験をさらにシームレスにしつつ、他セグメントのアクセス拡大も進める。

🟢ポジティブ:DTCプラットフォームを“競争優位”と位置付け。
🔴注意:キャッシュ市場はPBMのリベート壁が効きにくく、価格競争に晒されやすい点への直接回答は薄め。


10) Oloralintide:低用量/併用で「無滴定・忍容性」狙い(Wolfe)

Q: 忍容性重視の流れの中、低用量・低用量併用で滴定不要+GLP-1並み減量は?
A(Custer):

  • Obesity Weekで最大20.1%減量、滴定で忍容性改善。
  • 3.9mg滴定群では50人超中、嘔吐は1件のみと述べ、既存インクレチン比で有利と主張。
  • インクレチンは試験で**5〜10%**が中止 → その受け皿としてoloralintideの機会。
  • 併用:GIP+GLP-1+アミリンの生理的組み合わせを臨床で探索中(詳細は未開示、年末頃に追加情報の可能性示唆)。
  • mecupatide(GIP作動薬)+oloralintideなども検討し、最小/無滴定で競争力ある有効性の最適解を探索。

11) CMS肥満デモとインスリンモデルの類似(Deutsche Bank)

Q: CMS肥満デモは、Part Dインスリン$35モデルとどう似て/違う?
A(Ricks):

  • 類似:低い自己負担はそれ自体で重要。$50/月はクラスを拡大させる。
  • “月々の自己負担の一貫性”を重視(変動に対する不満が大きい)。
  • インスリン同様、全イノベーターに開放=医師・患者が最適療法を選べる。
  • 相違(示唆):肥満薬は数年でMedicareのコスト削減を示せると信じている点。
  • 実効化は2026/7/1まで、Q1で追加情報予定。

12) 2026売上ガイド:Orforglipron B必須か? 市場拡大かカニバか?(TD Cowen)

Q: 2026売上増(+15〜20B)を達成するにはorforglipronが$5B必要? ガイドは市場拡大(非カニバ)前提?
A(Montarce):

  • ガイドはボトムアップで地域/領域別に積み上げ。
  • Medicare拡大、orforglipronローンチ、既存成長を織り込む一方、**価格低下(低〜中10%台)**が2026で加速する点を強調。
  • 競合の経口GLP-1ローンチの直近4週データは「主に市場拡大」で、想定と整合。

13) “消費者株”としてのアナロジー・カニバ見立て(Jefferies)

Q: 長期浸透の消費者アナロジーは? 経口はカニバしない?
A(Ricks):

  • カニバは「今見えていないし、基本的に大きくは想定しない」。ただし戦略的には“患者が最適と思う治療がLillyであること”が重要で、形状(経口/注射)には過度にこだわらない。
  • 消費者アナロジーは難しい:処方薬をこれほど自費で買う例が少ない。ED薬や美容医療などは一部参考だが完全一致しない。
  • 未来の示唆:摩擦を減らす、ファーストパーティデータ、プラットフォーム、価格(サブスク等)など、Lilly Directが戦略の基盤。

14) Orforglipronローンチ:tirzepatideとの違い(UBS)

Q: orforglipronの処方ボリューム見立て、アクセス/チャネルはtirzepatideとどう違う?
A(Yuffa):

  • Q2の承認/ローンチを想定し、カテゴリ全体が拡大し認知も高い“より大きい市場”でのローンチ。
  • 通常はアクセス→時間をかけて浸透だが、肥満は自費比率と消費者認知が高く、Lilly Directというスケール基盤がある点が特徴。
  • 期待は高く、市場拡大で新規患者を連れてくる想定。

総括

🟢強み

  • 成長の質は極めて強い:2025売上+45%、EPS+86%は、製品牽引が明確で、Q4も売上+43%、主要製品が四半期$13B超・+91%という加速。これは「一時的な会計要因」では説明しづらい。
  • 価格逆風を“最初から織り込む”姿勢:2026で価格が低〜中10%台のマイナスと明言しつつ、売上+25%・EPS $33.5–35を提示。数量成長への自信が極めて強い。
  • R&Dの厚みは本物:Phase IIIが36本、さらに開始予定多数。retatrutide(本文表記はretreutide/retatrutide揺れ)で**-29%体重**など、データのインパクトが大きい。

🔴最大の懸念:成長エンジンが「価格」ではなく「数量」に偏りすぎる構造

  • 会社自身が「価格は低〜中10%台の逆風」と言い切っている以上、数量の伸びが鈍った瞬間に、成長は一気に脆くなる
  • 特に国際Mounjaroが75%キャッシュペイという発言は、短期の伸びには有利でも、競争が激化した局面で価格・ブランドスイッチに対する防御力が弱い可能性がある。PBMの“壁”がない世界は、裏を返せば値下げがそのまま需要獲得の武器として使われる世界で、長期の収益性を守るには相当のブランド・体験設計が必要。

🔴Lilly Directの“成功”は、同時に巨大なリスクを内包

  • DTCプラットフォームは確かに競争優位になり得るが、経営陣の回答は概念的で、**「価格競争になった時にどう守るか」**の具体策は薄い。
  • 「サブスク」「プラットフォーム」など魅力的な言葉は出るが、規制・医療制度・継続率・副作用離脱・競合参入を考えると、消費者ビジネスの成功確率を当然視できない

🔴ガイダンスの“前提依存”が強い:Medicare/雇用主/州Medicaid

  • Medicareアクセスは2026/7/1までを前提に語られている。ここが遅延・条件変更・運用の摩擦(実務レベルの処方制限、事前承認等)でずれれば、下期の数量カーブが崩れる
  • 雇用主は「2026後半〜2027」と時間がかかる見通しで、2026年中の上振れドライバーとしては弱い
  • Medicaidはカリフォルニアの削除など逆風を明言。州政策は流動的で、アクセスが政治・財政に左右されやすいのは構造リスク。

🔴非肥満領域の“攻め”は語るが、肥満ほどの確度はまだ遠い

  • 免疫・腫瘍・神経の説明は充実しつつあるが、投資家が求めるのは「売上・利益にいつ効くか」。
  • Q&Aでも免疫強化の障害要因には踏み込み不足で、肥満の超成長を他領域がどこまで埋めるかは未確定。肥満の減速が来た場合の“第二エンジン”が同じ確度で見えているとは言い難い。

株価

  • 🟢上昇要因:
    • 2026売上$80–83B、EPS$33.5–35という強い成長ガイド
    • 価格逆風を織り込みつつ数量成長に自信、経口GLP-1が市場拡大示唆
    • Medicare $50/月(7/1まで)の実現が見えれば、期待がさらに乗りやすい
  • 🔴下落要因:
    • 価格低下(低〜中10%台)が想定以上に効く/競争でキャッシュペイが崩れる
    • Medicare実装遅延・実務的制約、州Medicaid逆風の拡大
    • orforglipronローンチが「拡大」ではなく「置換」中心に転ぶ場合(現時点は否定しているが、確証はまだない)

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