ロビンフッド(ティッカー:$HOOD)の2024年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $0.21 | $0.15 | 〇 |
売上高 | $682M (YoY +40.3%) | $642.59M | 〇 |
業績ハイライト
財務実績
- 総収益は前年同期比40%増の6億8200万ドルで過去最高を記録
- 調整後EBITDAは前年同期比約2倍の3億100万ドルに増加
- 純利益は1億8800万ドル、1株当たり利益は0.21ドルで前年同期比7倍に増加
事業ハイライト
- 資産預かり残高は前年同期比57%増の1400億ドルで過去最高を記録
- 第2四半期の純預金流入額は130億ドルで過去最高、年率41%の成長率
- Robinhood Gold会員数は前年同期比60%増の200万人に達し、有料会員比率は8.2%に上昇
- マージン残高が四半期末の5週間で20%以上増加し、2年ぶりの高水準に
戦略的取り組み
- アクティブトレーダー向けに業界最高水準の金利を提供開始
- 10月にアクティブトレーダー向けの新製品発表イベント「Hood Summit」を開催予定
- Bitstamp社の買収を発表し、暗号資産事業を強化
- AI活用のためにPluto社を買収
質疑応答ハイライト
24時間市場に関する質問
- 24時間市場は革新的な製品で、立ち上げ以来約300億ドルの取引高を記録
- 第三者ATSの技術的問題により一時的な停止があったが、対応策を講じている
- 製品の信頼性と品質は継続的に向上させていく方針
暗号資産戦略に関する質問
- 規制環境の改善により、より多くのコインの提供やステーキング、レンディングなどの新サービス展開が可能になる
- 現在はEUの方が米国よりも革新的なサービスを提供できている
- 米国での規制環境に関わらず、暗号資産事業での革新は継続する方針
金利見通しに関する質問
- 25ベーシスポイントの金利変動で純金利収益に約4000万ドルの影響
- 金利低下時には資産評価や取引が増加する傾向にあり、自然なヘッジとなっている
- 顧客サービスの拡大により、より多様化したビジネスモデルを構築中
有機的成長に関する質問
- 第2四半期に40%を超える年率換算の有機的成長率を達成
- 第3四半期も7月の取引活動が6月比20%増、純預金流入も40億ドル超と好調を維持
- アクティブトレーダー向け新製品の発表など、さらなる成長余地がある
Robinhood Goldに関する質問
- 現在の月額5ドルの価格設定を当面維持する方針
- 顧客の採用率向上に注力しており、価格よりも価値提供を重視
- Gold会員は一般顧客の7倍のARPUを生み出しており、経済性が良好
国際展開に関する質問
- 英国とEUでの初期の反応は良好で、米国と類似した取引特性を示している
- 英国顧客はマージンやオプション取引、EU顧客は株式取引の提供を要望
- 統一されたプラットフォームでのグローバル展開戦略の妥当性が確認された
- 他の地域への展開も検討中
Bitstamp買収に関する質問
- 手数料構造については現時点で具体的な変更は未定だが、競争力のある料金を提供する方針
- 国際展開と機関投資家向けビジネスの2つの側面で戦略的意義がある
- Robinhoodの小売顧客基盤とBitstampの機関投資家向けビジネスのシナジーを期待
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