決算:CRWD 2026Q3

決算

クラウドストライク(ティッカー:$CRWD)の2026年度第3四半期決算についてまとめます

finviz dynamic chart for CRWD

決算概要

アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。

結果予想判定
EPS$0.96$0.94
売上高$1.23B
(YoY +21.8%)
$1.22B
ガイダンス
2026Q4EPS
$1.10
($1.09~$1.11)
$1.08
ガイダンス
2026Q4売上高
$1.295
($1.29B~$1.30B)
$1.29B
ガイダンス
通年EPS
$3.71
($3.70~$3.72)
$3.68
ガイダンス
通年売上高
$4.8016B
($4.7966B~$4.8066B)
$4.78B

📈 業績ハイライト

売上・ARR・成長率

指標数値前年比成長率備考
売上高(総額)$1.23B+22%ガイダンス上限を超過
サブスクリプション売上高$1.17B+21%
プロフェッショナルサービス売上$65.5M
終了時ARR(年次経常収益)$4.92B+23%
新規獲得ARR$265M+73%過去最高、予想を10%以上上回る
  • ARRの加速は、クラウド、次世代SIEM、次世代ID、エンドポイントの各分野で広範囲に確認された。
  • Flex契約モデルのARR前年比+200%超の$1.35Bに達し、契約者数も増加中。

収益性・キャッシュフロー

指標数値備考
営業利益(non-GAAP)$264.6M売上比21%、過去最高(2四半期連続)
営業利益率(non-GAAP)21%
営業キャッシュフロー$397.5M
フリーキャッシュフロー$295.9M売上比24%、過去最高
GAAP純損失-$34.0Mインシデント関連費用$26.2M含む
non-GAAP純利益$245.4MEPS $0.96
現金および現金同等物$4.80B

モジュール採用状況(プラットフォーム拡張)

モジュール数使用中の顧客割合構成比
6つ以上のモジュール49%
7つ以上のモジュール34%
8つ以上のモジュール24%
  • Flex導入顧客のリテンション率、モジュール採用率が向上
  • Reflexアカウント(Flexからのアップグレード)数はQoQで2倍、10社以上が初期契約の2倍以上に拡大

地域別売上構成

地域売上構成比備考
米国67%
国際地域33%APAC地域の成長が加速

ガイダンス(FY2026およびFY2027)

Q4 FY2026 ガイダンス

項目数値YoY成長率
売上$1.290B – $1.300B+22%〜23%
非GAAP営業利益$315M – $319M
非GAAP純利益$282M – $287M
EPS(非GAAP)$1.09 – $1.11
フリーキャッシュフローマージン約27%

通期 FY2026 ガイダンス

項目数値YoY成長率
売上$4.797B – $4.807B+21%〜22%
非GAAP営業利益$1.036B – $1.040B
非GAAP純利益$950M – $954M
EPS(非GAAP)$3.70 – $3.72
フリーキャッシュフローマージン約25%
  • FY2027の新規ARR成長率は+20%以上を改めて強調。
  • Flex普及が収益拡大の中長期的ドライバーとして認識されている。

💬 質疑応答ハイライト


✅ Next-Gen SIEM(次世代SIEM)の進展と市場ポジション

Q(Barclays・Saket Kalia):
SIEMの置き換えが進んでいるようだが、顧客の費用対効果の実感や更新サイクルについて教えてほしい。

A(George Kurtz):

  • SIEM市場の動きは、かつてのレガシーAVの置き換えと酷似。
  • CrowdStrikeは既に全顧客にNext-Gen SIEMを有効化済み。Flex契約でアクティベーションするだけ。
  • 他社よりも圧倒的にスティッキーなEDRデータを活用でき、価格面でも破壊的提案が可能。

✅ Flex契約モデルの拡大とNRRへの影響

Q(GS・Gabriela Borges):
Flex契約によるNRR上昇は一時的なものか?それとも構造的に持続可能か?

A(Burt Podbere):

  • Flexは単なる割引モデルではなく、継続的なARRの増加を設計思想に含む
  • モジュール追加が容易で、長期かつ大型契約に移行しやすい
  • 顧客のTCO削減と利便性向上の両立が強み。

✅ AIの進展とセキュリティ需要への影響

Q(Wedbush・Dan Ives):
AI導入が顧客との会話にどう影響しているか?CrowdStrikeの位置づけは?

A(George Kurtz):

  • 他社がチャットボットレベルにとどまる中、CrowdStrikeのAIはCharlotteを通じた自動オーケストレーションに進化。
  • セキュリティオペレーションのOSとして、AIによる自動検知・自動修復まで実現。
  • エンドポイントにおいても、AI導入が新たなリスクポイントを生み、保護対象が拡大。

✅ AWSとの戦略的提携の深掘り

Q(Citi・Fatima Boolani):
AWSとの深い連携が他のクラウド事業者との関係に影響を与えないか?

A(George Kurtz):

  • AWSとはFalcon SIEMのSecurity Hub統合などで戦略的に深い関係。
  • ただし、他のハイパースケーラーとの協業も継続。顧客が望むベストテクノロジーを提供。
  • Charlotte + AWS統合 = プラットフォーム価値の最大化

✅ MSSP(マネージドセキュリティ)との連携強化

Q(UBS・Roger Boyd):
Krollとの連携強化について詳しく。MSP市場全体の見通しは?

A(George Kurtz):

  • Krollは既存EDRを全てFalconに置き換え、50万エンドポイントを移行
  • Incident ResponseやMDR事業で、CrowdStrikeがSOCの中核として機能
  • 中堅市場でのアクセスポイント拡大の典型例として今後も同様事例を増やす方針。

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