クラウドストライク(ティッカー:$CRWD)の2025年度第3四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.93 | $0.81 | 〇 |
| 売上高 | $1.01B (YoY +28.5%) | $983M | 〇 |
| ガイダンス 2025Q4EPS | $0.85 ($0.84~$0.86) | $0.86 | × |
| ガイダンス 2025Q4売上高 | $1.032 ($1.0287B~$1.0354B) | $1.03B | 〇 |
| ガイダンス 2025通年EPS | $3.75 ($3.74~$3.76) | $3.64 | 〇 |
| ガイダンス 2025通年売上高 | $3.9271B ($3.9238B~$3.9305B) | $3.90B | 〇 |
業績ハイライト
主要な財務指標
- ARR(年次経常収益)が40億ドルを突破し、前年同期比27%増の40.2億ドル
- Q3の純増ARRは1.53億ドル
- 四半期収入が初めて10億ドルを超え、サブスクリプション収益は前年同期比31%増の9.627億ドル
- フリーキャッシュフローは2.306億ドル(収益の23%)
プラットフォーム採用の状況
- Falcon Flexの契約が150件以上、総取引額は13億ドル超
- サブスクリプション顧客の66%が5モジュール以上採用
- 8モジュール以上採用する顧客が20%に到達
- 100万ドル以上の取引が260件以上と過去最高を記録
事業展開の進捗
- Adaptive Shieldを買収し、SaaSセキュリティポスチャー管理(SSPM)市場に参入
- CrowdStrike Financial Services(CFS)の取引額が4,900万ドル超
- Next-Gen SIEMの純増ARRが前年同期比150%超成長
- パートナー経由の新規サブスクリプション事業が約70%
質疑応答ハイライト
来年のセキュリティ支出見通し
- セキュリティ環境は悪化の一途をたどっており、顧客は最高のプラットフォームを求めている
- 企業は複数の技術の統合とコスト削減を重視
- 規制圧力や脅威環境から、セキュリティ投資は継続する見込み
ARRの見通しと影響要因
- Q4の見通しに慎重な姿勢を維持
- 7月19日のインシデントの影響で外向けのパイプライン構築活動が数週間遅延
- 新規・既存顧客の商談サイクルが長期化
- 顧客コミットメントパッケージの展開により、アップセル率が抑制
Charlotte AIとエージェントAI
- 単なるチャットボットを超えて、顧客に代わって作業を実行可能
- SOC変革の一環として、アラートのトリアージなどを自動化
- 4日かかっていた状況報告書の作成が1時間で完了するなど、大幅な効率化を実現
Next-Gen SIEMの競争優位性
- 従来型製品にない効率性、速度、スケーラビリティを提供
- CrowdStrikeのファーストパーティデータとサードパーティデータの統合
- 従来型SIEMと比較して優れたパフォーマンスとコスト効率を実現
Falcon Flexの影響
- 平均的なFlexの契約額は通常の契約の数倍
- 契約期間が長期化傾向
- プラットフォームの採用を加速し、顧客維持率向上に寄与
- 2026年度後半からのARR成長率の再加速に自信

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