コンフルーエント(ティッカー:$CFLT)の2025年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
| 結果 | 予想 | 判定 | |
|---|---|---|---|
| EPS | $0.09 | $0.08 | 〇 |
| 売上高 | $282.29M (YoY +20.1%) | $278.43M | 〇 |
| ガイダンス 2025Q3EPS | $0.095 ($0.09~$0.10) | $0.10 | × |
業績ハイライト
売上と利益
| 項目 | Q2 2025 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| サブスクリプション収益 | $270.8M | +21% |
| Confluent Cloud収益 | $150.5M | +28% |
| Confluent Platform収益 | $120.3M | +12% |
| 総収益に占めるサブスク比率 | 96% | – |
| 米国収益 | $164.3M | +15% |
| 米国外収益 | $117.9M | +29% |
| サブスク粗利益率 | 81.5% | +0.7pt |
| 非GAAP営業利益率 | 6.3% | +5.7pt |
| 調整後フリーCFマージン | 3.9% | +2.7pt |
| 非GAAP EPS | $0.09 | – |
顧客動向
| 指標 | 数値 | 前年同期比 |
| $20K+ ARR顧客数 | 2,497 | +8% |
| $100K+ ARR顧客数 | 1,439 | +10% |
| $1M+ ARR顧客数 | 219 | +24% |
| NRR | 114% | 減少 |
| GRR | 約90% | わずかに低下 |
ガイダンス
| 項目 | Q3 2025 予想 | FY2025 予想 |
| サブスク収益 | $281M~$282M | $1.105B~$1.110B |
| 成長率 | 約+17% | 約+20% |
| 非GAAP営業利益率 | 約7% | 約6% |
| 非GAAP EPS | $0.09~$0.10 | 約$0.36 |
| 調整後フリーCFマージン | – | 約6% |
- ポジティブ: サブスク収益+21%、Cloud収益+28%、Flink ARRが半年で3倍に成長し約$10Mに到達、RPO成長率+31%。
- ネガティブ: 大口顧客の最適化継続によるCloud消費鈍化、AIネイティブ顧客の自社運用移行によりQ4以降のCloud収益にマイナス影響、NRRが114%に低下、GRRがわずかに90%を下回る。
経営陣コメント(抜粋)
- Jay Kreps CEO:
- 「WarpStreamやFlinkの成長は順調で、AIワークロードも本格的に拡大しつつある。」
- 「RPOが31%増加し、顧客の長期的コミットメントは強まっている。」
- Rohan Sivaram CFO:
- 「Cloudの月次成長率は前年同期比で著しく低く見積もっており、ガイダンスには十分な保守性を織り込んでいる。」
質疑応答ハイライト
Q1: 大口顧客の消費最適化はマクロ要因か企業固有要因か?
Q(Matt Hedberg, RBC): 消費最適化の傾向はマクロか、特定企業の事情か?
A(Jay Kreps, CEO): 他社と同様に顧客は購入済みリソースの効率利用を進めている。一部のAIネイティブ顧客は自社運用に移行しており、これは最適化というより運用方針の変更。RPO+31%は顧客の長期的支出意欲を示す。
Q2: AIワークロードの成長は将来の収益にどう寄与するか?
Q(Matt Hedberg, RBC): AIワークロードが本格化する中、サブスク成長への影響は?
A(Jay Kreps, CEO): AIアプリには最新のビジネスデータが必要で、リアルタイムストリーミングは不可欠。Notionなど顧客事例でもAI機能の迅速な展開に貢献しており、将来の成長要因になると確信している。
Q3: セールス組織改革の効果と時期
Q(Brad Zelnick, Deutsche Bank): Ryan Mac Banの施策は大口顧客最適化への対応か?効果はいつ?
A(Jay Kreps, CEO): 新たなカバレッジモデル導入で顧客案件進行がQ1→Q2で40%以上増加。すでに後期段階のパイプラインで成果が見えている。
Q4: ガイダンスの保守性
Q(Brad Zelnick, Deutsche Bank): ガイダンスにはどれほどリスクを織り込んでいるか?
A(Rohan Sivaram, CFO): Cloudは前年同期比より低い月次成長率を前提。Platformのパイプラインが好調なため、通期ガイダンスは中央値で引き上げた。
Q5: Flinkの成長要因とCloud/Platformバランス
Q(Sanjit Singh, Morgan Stanley): Flinkの成長はPlatform対応がきっかけか?なぜCloudとPlatformが均衡?
A(Jay Kreps, CEO): Flinkは昨年中盤に製品化、サーバーレスのCloud版は徐々に消費が積み上がる一方、Platform版は大規模顧客向けに一括導入が多い。両方で順調に拡大。
Q6: K-0K顧客層の成長鈍化
Q(Peter Weed, Bernstein): 中規模顧客層の成長が弱いが、原因と対策は?
A(Jay Kreps, CEO): 重点が既存顧客に偏ったため、今後はCSP製品からの置き換えに注力し、より多くの新規導入を狙う。
Q7: NRR/GRRの低下
Q(Jason Ader, William Blair): NRRが低下したが今後の見通しは?
A(Rohan Sivaram, CFO): Cloud消費が直近3カ月平均に大きく影響するため、短期的にはNRRとGRRに下押し圧力がかかる。ただしDSP成長やマルチイヤー契約増加はプラス要因。
Q8: Confluent Cloud成長鈍化は競争や価格要因か?
Q(Gregg Moskowitz, Mizuho): Cloud成長鈍化の背景に競争や価格問題はあるか?
A(Jay Kreps, CEO): 勝率や競合環境は悪化していない。むしろCSP製品への置き換えで勝率90%以上。WarpStreamやEnterprise Clustersなど新製品の効果がこれから本格化。
Q9: Cloud消費ガイドの下方修正理由
Q(Michael Cikos, Needham): Q1時点でも消費回復を見込んでいなかったのに、さらに下方修正したのは?
A(Rohan Sivaram, CFO): 大口顧客の最適化と新規ユースケース採用の鈍化が継続。月次成長率はQ1比で横ばい~微減。これを踏まえ保守的に見積もり。
Q10: GRRが90%をわずかに下回った理由
Q(Rudy Kessinger, D.A. Davidson): GRRは90%を上回るか下回るか?
A(Rohan Sivaram, CFO): わずかに90%を下回ったが、影響は限定的。

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