Affirm(ティッカー:$AFRM)の2024年度第2四半期決算についてまとめます
決算概要
アナリスト予想平均と結果の比較をまとめます。
結果 | 予想 | 判定 | |
---|---|---|---|
EPS | $-0.54 | $-0.72 | 〇 |
売上高 | $591.11M (YoY +47.9%) | $520.85M | 〇 |
ガイダンス 2024Q3売上高 | $540M ($530~$550M) | $487.7M | 〇 |
業績ハイライト
業績概要
- 四半期の結果に満足。多くの言葉を使わずに済むほど良い結果
- Shopifyとのパートナーシップが好調。Affirmの残りの部分の2倍の速度で成長
- エンジニアリング、プロダクト、デザインのチームの生産性が向上
GMVとテイクレートについて
- フルイヤーのGMVガイダンスを100億ドル引き上げ
- GMVとテイクレートに影響する要因はミックスとマクロ環境
- 現在のマクロ環境を考えると、下期のRLTCマージンの見通しは良好
Affirmカードの状況
- カードの利用状況は予想通り順調に推移
- カード会員の取引頻度は非会員の約4倍
- カードのさらなる成長の余地あり。慎重に成長させている段階
質疑応答ハイライト
GMVの伸びについて
- 第2四半期は予想以上の好調な結果だったが、通年での見通しを大幅に引き上げるほどの構造的な変化とは捉えていない
- 下期の伸び率鈍化を示唆するものはなく、現時点で成長が減速しているとは考えていない
- 通年のGMVガイダンスは最低限の数字であり、上振れの可能性もある
金利低下の影響について
- 他の経済的ストレス要因を一定と仮定すれば、金利低下はRLTCにプラスに働く
- RLTCが目標レンジの上限かそれ以上で推移する場合、新規ユーザー獲得や再エンゲージメントに投資する方針
- 金利変動の影響は、変動の理由となった経済状況次第で一概には言えない
Shopifyパートナーシップの状況
- Shopifyでのプログラムは好調が続き、Affirm全体の2倍の速度で成長
- 3年以上経過しても成長が加速していることは素晴らしい
- オフラインでの取り組みなど、さらなる協業の余地あり
Affirmカードの見通し
- カードは慎重に成長させている段階で、まだ初期段階
- 利用頻度を高めるための新たな施策や、Affirmアカウントとのさらなる統合など、まだまだ取り組むべきことが多い
- 現時点ではマーケティング予算をかけてカードの普及を図る予定はなく、利用実績のある優良顧客を中心にオファーしている
- 将来的にはAffirm利用者全員にカードを提供することも選択肢の一つ
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